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東方喪戦苦【狂】
十五話 突然の拉致
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壁の方をとっさにむく、幾姉。

星花とアゲハの目を手で隠しながら。
「にぃ!?なに!?」
「お兄!?どうしたの!?骸の声が聞こえたけど!?」


かかった。

俺は常備していた手錠二つで星花とアゲハの手を拘束する。

そして幾姉が攻撃しようと、アゲハと星花の目から手を離した瞬間。

骸の超スピードで幾姉に手錠をかけた。

三人ゲット。

そして『最強魔法(マスターマジック)天移(ルーラ)場所は、拷問部屋。』

『上位変換天移を全域に』

そして全員拷問部屋に瞬間移動した。


__________________
「お前ら!?何で私たちを拉致した!?というか二人ほど誰!?」
幾姉、星花、アゲハは、骸とは、別の拷問部屋に入れられた。

「あっ。俺は、新月狂夜と申します。以後お見知りおきを」

「あっ。私は、新月神那と申します。狂夜の姉です。以後お見知りおきを」

「これは、どうもご丁寧に…って違う!!」

幾姉たちは、服を無理やり着せられて、椅子に拘束されている。


しかしッ!!骸と狂夜は全裸である。

しかし!!狂夜の魔法にこんなのがある。
『操霧』またの名を『湯気さん仕事しろ。』

これによって狂夜と骸の大事な所は、見えない。

「とりあえず。狂夜と骸には、もう話したから別室で拷問を待機」
神那が骸と俺に警告した。

「「イエッサー!!」」
骸と俺は、敬礼して拷問部屋に戻った。

骸と狂夜が見えなくなってから神那は、三人に話をした。

「私は貴方達の関わっている異変について聞き込みをしている。」

「「「ここは、聞き込みとかそんなレベルの場所じゃない。」」」

神那は、ふふっと笑って言った。
「私はあなたたちを拷問します♪」

三人は、もう絶句するしか無かった。


__________________
骸と狂夜は、さっきの部屋に戻っていた。

「手錠は、しなくていいかな?」
骸が手錠を持って聞いてきた。

「さぁ?いいんじゃない?」

「そうか!!じゃあ俺のこと椅子に拘束してくれ!!」



「骸…お前…マジでいい子だな…」
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