すみません今度こそ出会いです
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」
苦笑いしながら僕は先輩の質問に答えたあと 凛にただいま と言いました。 不意に妹が僕の腕を引っ張り リビングに入る。
「へ? ちょ、 す、すみません先輩少し待っててください!」 リビングに入る前に僕は先輩に言った。
「わ、わかったわ 待ってるわね。」
リビングで妹がにやにやしながら問てきた 。
「なぁに? お兄ちゃんもしかして彼女なのかな? お兄ちゃんも隅に置けないね このこの〜」
な、なにか勘違いされてる…ちょっと嬉しいけど。
「え、えと…先輩とはそんな関係じゃないよ 僕が忘れた鍵を届けに来てくれたからそのお礼でだよ。」
「なぁーんだ やっとお兄ちゃんにも春が来たと思ったのになぁ…はぁ 残念だよ でも お兄ちゃん あの 先輩のこと好きなんでしょー」
「さ、さぁな?? それはあれだよ 秘密でしゅ…」
僕は焦りながら凛に答えた。
「あっちゃー お兄ちゃん先輩が好きなんだ うん わかるよ あの先輩はすっごい綺麗だもんね で?で? どんなところが好きなの?」
凛が僕に問い詰めてくるので僕はごまかした。
「 ほ、ほら 先輩を待たせるのも悪いから そろそろいいでしょ? じゃあ 呼んでくるね!」
僕は早足で先輩いる 玄関に向かった。
「 す、すみません お待たせして…。」
苦笑いしながら僕は先輩のところに行く。
「大丈夫よ もう 大丈夫なの? なんならもう少し待ってるけど」
「い、いえ もう大丈夫ですよ さぁ 上がってください」
僕はスリッパをだし 先輩の足元におく。
「ありがとうね じゃあ お邪魔します」
先輩はスリッパを履いて家にあがり 先輩をリビングに誘導する。
「 え、えと 好きなところに座って待っててください お茶入れてきます。」
僕はキッチンに向かおうとして 妹に止められた。
「 いいよ 私がやってあげるから お兄ちゃんは 大好きな先輩とお話でもどうぞ♪ 」僕の耳元で凛が言ってきた。
「あっ さっきはばたばたしてしまってすみません えと 改めて自己紹介しますね 私は 出崎凛 兄の妹です いつも兄がお世話になっています。」 にこっと さっきまでの卑しい笑みは消え 笑顔で先輩に自己紹介をする。
「先に言われてしまったわね じゃあ 私もするわね 私は 鷺宮 桜 よ よろしくね」
先輩は微笑みながら凛に自己紹介をする やっぱり可愛い って 思いながら先輩を見つめていたのは 秘密。
そのあと 凛がお茶をだしてくれて 数時間だけ幸せな時間を送ることができました。
「 ごめんなさいね 長居しすぎてしまったわね そろそろお暇させて
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