十七話:山籠もりでござる!!
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カスザメ!!!」
「ごあっ!!??おおおおいっ!!!人に石投げつけてんじゃねえよ!!!!!」
「てめえは人じゃなくてカスザメだろうが。」
「こんのクソボスウウウウッ!!!!!」
「貴様、ボスに暴言を吐くとは良い度胸だな!!このレヴィ・ア・タンが成敗してくれる!!!ボス見ていてください。」
「あらあら、喧嘩はだめよ、二人とも仲良くしないと。」
「うしし、何なら俺が殺ってやろうか?二人まとめてさ。」
そのまますぐにでも殺し合いに入りかねない状態の方々……というかなんでこんなとこにいるんでしょうか?まあ、一誠殿が呼んだのでしょうけど。
「えっと……バジル、あの人達は誰なの?」
「ボンゴレファミリー最強と謳われる闇の独立暗殺部隊―――ヴァリアーの方々です。」
「……暗殺部隊ですか?」
「はい、人間業では到底出来ないようなミッションも完璧に遂行すると言われる殺しのプロの集団です。」
「まあ、堅気の人には見えないよね。」
「それに全員が人間とは到底思えないレベルの強さを持っていますわ。」
拙者達が話している間にもお互いに殺し合おうとするヴァリアーの方々
しかしそれは―――
「やめろ。」
「ぐっ!!?」
「申し訳ありません!!ボス!!!」
「ししし……本気で殺りあう気はねえって、ボス。」
一誠殿の一言で収まりました……あの一言には逆らえば命はないという脅しが混じっていました。
絶対的な力でヴァリアーを従えているボスが一誠殿。
「一誠、どうやってここを?……いえ、あなたに疑問を覚えてもしょうがないわね。そう言えばクロームやアーシアはどうしたの?」
「ゲームに参加しねえ奴に学校を休ませる理由はねえ、まあ休みになったら来るらしいがな。」
「そう……それにしても暗殺部隊のボスまでやってるなんて、やっぱり普通じゃないわね。」
「ボスの素晴らしい所はヴァリアーのボスであることだけではない!!ヴァリアーに七歳で最年少入隊!!!そして当時のボスであった『剣帝』テュールを圧倒的な力で屠り、そのままボスの座に着かれた!!!さらに――「るせえっ!!!」――申し訳ありません!!ボス!!!」
まるで熱烈なファンの様に熱く一誠殿について語り始めたレヴィ殿でしたが一誠殿のお気に召さなかったらしく思いっきり蹴り飛ばされてしまいました。まあ、何となく一誠殿の気持ちも分かりますけど。
「七歳って……子供のころから可笑しかったのね、あなた。」
「俺をカス共と一緒にするな。」
「うふふ、いい男が居るわねー。でも残念、体が私好みじゃないわー。」
「あ…あははは……。」
ルッスーリア殿に体を撫でられて渇いた笑い声を漏らす祐斗殿……拙者じゃなくて本当によかったです。
「それで何のようなの、一誠?あなたは
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