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知らない世界
第二話
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るんだ?」

「苗字もないんでしょ?」

「それは…そうだが…」

「ならいいじゃない♪」

「そ?そうか?まぁなら今日から俺の名は八意刹那か」

「私は八意永琳よ」

「ありがとう永琳」

「どういたしまして、ところで家あるの?家族は?」

「家も家族もいない」

「ならここで側近としてそばにいてくれないかしら?」

「なぜ?と聞いていいか?」

「なぜ聞きたいのか?と聞いていいかしら?」

「ふっ…分かった。永琳の側近…受けよう」

「そう♪ありがとね。軍には話を通しておくわ」

「こちらこそありがとう」

「部屋はなら隣を使ってくれて構わないわよ?なんなら一緒の部屋でも?」

「それはさすがにやめておこう。隣を使わせてもらう」

「そう?今日は遅いから寝ましょう?また明日ね」

「あぁ、ありがとう……おやすみ」

「?ふふ…おやすみ」




そして俺は隣の部屋に来た…手入れは行き届いておりトイレバスルーム完備となっていた

「つか…れたな」

俺はベッドに倒れこみそのまま爆睡した。
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