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踏み台(自称)が行く!
八話、踏み台の空白期
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私が彼……龍牙くんと初めて会ったのは、一年生の時。
アリサちゃん、なのはちゃんと友達になった後からだった。

『よう!俺様の嫁達!!』

それが彼の第一声、その時の私達の反応は私とアリサちゃんが呆然と、なのはちゃんが、何か嫌な事を思い出した用な、苦虫を噛み潰した用な顔と、言ったら良いだろうか?そんな顔をしていた。

来る日も、来る日も、彼は同じ事を言ってきた。段々アリサちゃんも、彼に対して強い言葉で対抗する用になってきていた。

そんなある日、私は……私とアリサちゃんは、誘拐された。



____________



私達は、いきなり現れた黒服の人達に車に乗り込まされた。

「さっさと出せ」

助手席に座っていた男が指示を出す。すると、車が動き始めた。

「……ひひっ!中々簡単な仕事でしたね……ま、一人余計なのが居るが……まぁいいか」

「ちょっと!私達をどうするつもり!?」

アリサちゃんが黒服の男達に叫ぶ。

「…………………」

だけど、男達は、完全に無視をする。すると、アリサちゃんは、無視された事に怒ったのか

「ちょっと!聞いてるの!?」

そう言ったと、同時にアリサちゃんにし拳銃を向ける。

「ひっ……」

「おい、ガキ。うるせぇんだよ、それ以上わめくんだったら頭に風穴あけるぞ」

アリサちゃんは、無言で頷く。
車の中は、エンジン音以外聴こえなくなった。



しばらく車に揺られていると、揺れが止まり。

「降りろ」

そう言われ、私達は、車から降りる、そこは、山奥の用な所で、目の前に大きな廃墟が建っていた。
私達は、その廃墟の最上階の部屋に、連れていかれると、そこに用意されていたで有ろう椅子に座らされた。

「ちょっと!私達をどうするつもりよ!!?」

アリサちゃんがまた、叫ぶ。

「へっ!うるせーガキだな……そうだ、お前に良いことを教えてやろう。そっちのガキの秘密だ」

そう言って男は、私の方を見てゲスイ笑いを見せた。
秘密?………まさか!!
私が止める間もなく

「こいつはな、 夜の一族 って言う吸血鬼なんだ、つまり、バケモノって事だ」

男は、そう言った。

「なっ、……そんなの嘘よ!!すずか!アンタ!何かいいなさ……い……ど、どうしたの?!すずか!」

「あ、……あ、あ、あああああああああああああ……」

ばれてしまった、私は、バケモノ私は、私は………
その時

「イヒヒ、イヒヒヒヒヒヒヒヒ……ぐはっ!!?」

「おい、ガキ相手だからって、ベラベラ仕事の内容ばらしてんじゃねえよ!!」

そこに居たのは、さっきアリサちゃんに拳銃を向けた男だった。
男は、アリサちゃんに拳銃を向ける
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