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闇の魔法
ウェンディ・マーベル(出産)
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感に、思わず身を震わせる。
ドクン、ドクン…
しかし下腹部のうねりは収まらず、ウェンディは強烈な痛みにじっと耐えている。
ドクン、ドクン、ドクン…
ウェ「ひっ…ぎゃっ…いぎぃっ…ぐえっ…えっ…んっ…グェロロロッ…」
異様に汚らしい水音が、狭い部屋に鳴り響く。
まるで詰まりかけたパイプに水を流したような音と共に、ウェンディは口から黄色味掛かった吐瀉物を床に撒き散らした。
ウェ「アッ…ガァッ…ガアッ…」
ウェンディは肩で大きく息をしているが、その間も彼女のお腹はうねり続けている。
そして次第に、ドクン、ドクンという音と共にウェンディのお腹がうねるたびに、少しずつ彼女の下腹部が膨張を始める。
ウェンディは体の奥からこみ上げてくる、不快感や吐き気に耐えながらお腹を押さえうずくまってしまった。


俺は彼女の胎の中で、肉体を構築し準備を進めていった。
ひょっとすると、彼女には悪阻のような症状が出ているかもしれない。
あまり余分な体力を使わせたくないと考えていたので、さらに作業に集中する。


10分ほどが経過した。
ウェ「ぎゃあああっ…がああああっ…やああああっ!」
ウェンディはお腹を押さえ、床の上でのた打ち回っている。
あれからもう2・3回吐いただろうか。
床の一部は彼女の履いた、黄色い胃液に覆われ、酸っぱくて生臭い吐瀉物の匂いがあたりに漂っていた。
もう彼女の下腹部は、カエルのように腹部を大きく膨らませ、今にも破裂しそうな大きさになっていた。
ウェ「がっ…はっ…はっ…はぁ…はぁ…」
やがて、だんだんとウェンディの腹のうねりが小さくなってくる。
それと同時に彼女を襲っていた、下腹部の痛みと強烈な吐き気も治まっていった。
ウェ「はぁ…やだぁ…なにこれ…助けて…」
ウェンディはふらふらになりながらも何とか上体をおこす。
その目からは大粒の涙がこぼれていた。
ウェ「やぁっ…助けて…シャルル…ナツさん…」
ウェンディはそう言うと壁に手を突くと、力の入らない足で立ち上がり出口を探そうとし始めた。


体は成った。
あとはここから出るだけである。
ただやはり心配なのは、彼女の体である。
過去には例が無いことは無いといえ、やはりこの年の少女には無茶かもしれない。
だが、もう俺には後戻りは出来なかった。
少女の胎の中で、俺は勢いよく彼女の出口…子宮の辺りを殴りつけた。


ウェ「助けて…誰か…あうっ!?」
壁伝いに移動し始めたウェンディだったが、突如彼女の膣の入り口から、チョロチョロと生温かい羊水が漏れ始めた。
ウェ「ハァ…な、何これ…?おしっこじゃないよね…」
ウェンディは突然自分の体に起こった事態に、順応できていないようだ。
ウェ「やあっ…私どうなっちゃうの…ひっ!」
彼女は思わず自分
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