第二部・出産
出産
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
ああああああああああああああああはあああああ!」
ムリュッ!!ムリュリュ…という音と共に胎児の娩出が始まる。
シェリアのポッカリ開いた膣穴から、羊水に濡れた赤ちゃんの頭が顔を覗かせた。
ドラ「よし、シェリア、あと少しだぞ!フッ、フッ、ヒィ…」
シェリア「んんっ!!!!ふぅううううう……!んんんんッ!」
ズッ…、ズッ…、ズリュウウウウ!!!!!
遂に赤ちゃんの胴体がシェリアの膣口を通過した。
シェリアは、下半身が引きちぎられそうな痛みを感じた。
シェリア「うっううう…ひああああっ…産まれるっ!」
腰から下が烈火の如く燃えあがった、その時----
ズリュウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!
膨らんだおなかが一度大きく波打ち、シェリアの胎内から赤ちゃんが産み落とされた。
ドランバルトは、羊水と共に勢い良く飛び出してきた赤ちゃんを受け止めると、手にしたハサミですばやくへその緒を切り離す。
シェリア「はあああぅううううう……。」
あれだけ膨らんでいたシェリアの膣が、一気に収縮してゆく。
シェリアは子を産み落とした達成感と満足感を同時に感じているようだった。
シェリア「はひっ!はふうううう!」
一気に収縮していく肉壷の動きに扇動されて快感がシェリアの身体の中で爆発した。
シェリアの身体の芯が強く揺さぶられ、シェリアは身体を弓なりに反らせ、快感に悲鳴を上げた。
…赤ちゃんが産まれた。
空っぽの子宮と、凹んだおなか。このふたつがシェリアの大仕事を成し遂げたことを物語っていた。
シェリアが安堵し、その場に倒れ伏せようとした時だった。
ジュル…ジュル…ジュル…
シェリア「…うああっ!?」
シェリアの身体と赤ちゃんを繋いでいた長いへその緒、その肉の管がシェリアの子宮壁で大きく蠢いた。
グジュグジュグジュ!!!!!
シェリアの子宮内膜にべっとりと癒着していた、彼女の胎盤がズリズリと独りでに動き出し、子宮の壁から引き剥がれ始めた。
ピリピリッとした痛みがシェリアの下腹部に走る。
シェリア「はうんっ…」
彼女の子宮は未だ、収縮を続けていた。
シェリアが少しいきむと、胎盤が子宮から剥がれ落ちる。
剥がれ落ちた胎盤は一気に子宮を抜け出し産道を通って、膣口から顔を出す。
ドランバルトが、ちぎれたへその緒をゆっくりと引っ張ると、それは少しずつシェリアの膣から姿を現し始める。
ブビユッ…という羊水と空気の混じった音と共に、胎盤がシェリアの肉穴から飛び出し、地面に落ちた。
同時に、シェリアの肉穴から最後まで子宮に残っていた羊水が流れ出る。
シェリア「あああッ…。はぁあ…。うううう…。」
シェリアは腰をヒクつかせながら、途切れ途切れにあえぎ声を上げた。
ふにゃあふにゃあ…
弱々しい鳴き声が聞こえた。それは今産まれたばか
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ