暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos39奇跡の邂逅/古き王の血族〜Lyrical Vivid〜
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話ししましょう」

この時代で言うと、フェイトママやリンディさんのハラオウン家かな。だからと言って素直に応じてついて行ったら、それこそタイムパラドックスが起きる可能性もあるわけで。だから「すみません! それは出来ません!」反転して全力逃走。

「え!? まっ、待ってぇーーー!」

わたしの知ってるすずかさんは確か、総合AAA+ランクの補助タイプの魔導師。13年前だと幾つって言っていたかな。憶えてないけど、飛行慣れしていないわたしでもきっとこの時代のすずかさんになら後れを取らないはず。なんてとっても甘々な考えはすぐに粉砕されちゃうわけで。

――アイシクルアイヴィ――

氷の茨が8本、わたしを捕まえようと背後から伸びて来た。アイシクルアイヴィだ。捕まえた箇所を凍らせるっていう。空戦なんてほとんど素人なわたしだけど、わたしが捕まったら未来が変わっちゃうかもしれないから必至に避ける。

「えっと、あなたのしている事は公務執行妨害に抵触するかもしれないから、出来れば逃げないでください!」

「あうう、それでも捕まるのだけはダメなんですぅぅーーーっ!!」

――ソニックシューター・アサルトシフト――

誘導操作の魔力弾で迎撃する。未来のすずかさんのモノは簡単にはいかないだろうけど、過去のすずかさんのモノならきっと「やった・・・!」破壊することに成功。安心したのも束の間、「あう!」目の前に展開されている弾幕。氷結変換じゃないただの魔力弾・・・と油断すると痛い目に遭うのは未来も過去もきっと同じ。

「(すずかさんには本当ぉ〜にごめんなさいだけど、こっちも大変ですから・・・)ちょこっと気絶をしていただきます!」

――バインドバレット――

――ソニックシューター・アサルトシフト――

同数の魔力弾で迎撃してすぐすずかさんの元へ突進する。わたしが急に逃げから攻めに転じた所為か「わわ!」すずかさんが少し慌てた。もしこれが演技だったら受賞ものだと思う。

「せぇぇーーいっ!」

――リボルバー・スパイク――

打ち下ろしの蹴りを繰り出す。すずかさんは防御を取るかなって思ったけど、「うん、まだ大丈夫」落ち着いた声で、紙一重で躱した。わたし続けざまに「アクセルスマッシュ!」魔力を乗せた拳を繰り出す。それすらもすずかさんは半歩分、体を横移動させるだけで躱した。完璧に見切られてる。

「あ・・!(忘れてた・・・!)」

普段のすずかさんの技術者然とした様子からすっかり忘れてた。すずかさんの運動神経・身体能力は、この時代じゃなのはママ達の誰よりも上だったって頃を。

――バスターラッシュ――

「あぅ・・・!」

半ばとっ組み合いになるかどうかって距離で、至近砲撃の直撃を受けちゃった。大きく吹き飛ばされる
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