第21話 ラストVS.ジョゼ 魔剣の暴走
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この私がこんな小僧に・・・!!!」
(モウ・・・泣カセナイト・・・誓ッタンダ・・・!!!)
「ジュード様!!レイラ様!!」
ルーシィの世話係のスペットが、慌てて外で談笑していた二人の元に行く
「騒々しいぞスペット」
「何かあったのですか?」
「お嬢様が・・・!ルーシィお嬢様が野犬に襲われております・・・!!」
息絶え絶えに答えたスペット
それを聞きジュードとレイラに衝撃が走った
「何だと!?」
「今、ラストが野犬の相手をしているのですが・・・!!」
「ラストだけでは危険よ!」
「ハッシュを呼べ!!すぐに二人を助けに行くぞ!!」
「は、はい!!」
その頃、ラストは
「グルルルルル!!」
「うえーん、怖いよー!」
「この!近づくな!!」
向かってくる野犬を木の棒で追い払おうと振り回すが
飢えているのか、野犬は退く様子がない
野犬はラストに体当たりした
「うわぁ!!」
大きく後退したラスト
野犬達はルーシィにジリジリと握り寄っていく
「やだ・・・!来ないで・・・!!」
怯えるルーシィに、野犬が飛びつこうとした
その時
背後から殺気を感じ、野犬達は後ろにいたラストを見た
ラストは、背負っていたガンドレッドを抱えて叫ぶ
「ルーシィから・・・離れろぉぉぉぉぉぉ!!!」
同時にガンドレッドが輝きだし
その甲に十字架状の魔石が現れると
黒い衝撃波が、辺りの空間を包んだ
「!?」
「この魔力は・・・!」
魔力を感じ取ったレイラは、その方へ向けて走り出す
「レイラ様!」
同行していた騎士姿のハッシュがレイラの後を追いかける
辿り着いた先には、黒い半球があった。
「な、何だこれは・・・!?」
「この魔力は・・・まさか・・・!」
半球が薄れていきなくなると
その中には、気を失っているルーシィとラスト
そして、野犬がいたであろう場所に血痕が残っていた。
「ラスト・・・魔の手甲を使ったのですね・・・」
その時のレイラの表情は、何処か悲しげな顔をしていた。
「うああぁぁぁぁがぁぁぁぁぁ!!!!」
「魔力が減衰しない・・・!どころか更に増幅している・・・!!」
(約束シタンダ・・・約束シタンダ
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