第11話 卒業
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切る前に言い忘れた事がある。明日、卒業生の答辞をよろしく頼む。ではまた明日、会場で」
通信はシトレの方から切られた。
だがあの黒人親父、最後になんと言った? 答辞?
「やったな、ヴィク!! 七八〇年生、首席卒業だ!! おめでとう!!」
いつの間にか二段ベッドから降りてきたウィッティが笑顔で俺に向かって拳を差し出している。それが俺に対する祝いの表現である事は間違いない。俺もうれしくないわけではない。間違いないのだが……
「答辞の原稿なんて作ってないぞ……あのクソ校長(おやじ)め!!」
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