エピソード19 〜本物の闇の決闘〜
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手札一枚をコストにして何度でも蘇る。さらにデッキから【死神の大鎌 デスサイズ】を装備できる。」
【ガーディアン・デスサイズ】☆8 ATK2500→8000
デスサイズの持つ鎌から禍々しいオーラがほとばしり、悪魔たちを斬り殺さんと構える。
「終わりだ。ジェネシス・デーモンを攻撃!フォビデュン・レクイエム!」
「アァァァァァァァァア!?」
タイタンLP1400→−3500
デスサイズの一撃を受け、断末魔を上げ、気絶するタイタン。そして、敗北者を呑み込もうとし、闇がタイタンへと襲いかかる。
「っ!?エアトス!闇を切り裂け!」
『うぅ…はい!!フォビドュン・ゴスペル!』
完全に堕天化が解けていないようでーー翼が黒いーー顔を顰めつつもきっちり仕事をやってくれる。
「おい、起きろ!」
「ぐはっ??知らないてんj…ごべらぁ!?」
気絶しているタイタンに蹴りをいれ起こしつつ、ネタに走ろうとしたのでもう一発蹴りをお見まする紫苑。
『一応、怪我人だからもっと丁寧に扱った方が……まあ、やったのは私ですがねー』
と言うと、闇のゲームの生贄にされなかっただけでもありがたいと思え!と反論された。エアトスはそれに対し、苦笑いで返すのだった。
「しかし、どうやってここから出るかな?また闇が動き出しても面倒だしな…いっそのこと、邪神召喚して…」
『いや、邪神降臨したら、精霊持ち以外の人はSAN値直葬ですか!!あんな若くして廃人とかやめてあげて!!』
「まぁ、なんとかなるでしょ…最悪、エアトスが治療すればよくね?」
『人任せ!?できなくないですけど、すご〜〜く疲れるんですよ!」
「決定な。じゃあ…」
内ポケットから邪神のカードを取り出し、実体化させようとす紫苑
「おーい、紫苑!大丈夫か!」
「ちっ…タイミング悪い」
「えぇ!?なんで舌打ちされたんだ!」
運良く?やってきた十代たちによって邪神召喚は止められた。
「で、どーやってこっからでる?」
「ふふふ、そこは最年長であるおねーさんにおまかせよ!」
デンッと胸を張って見下ろすポーズをとるアホ姉ー翠。アホっぽい…
そして、一枚のカードを頭上に掲げ、光が迸る。すると、次第に闇が薄れていき、しばらくすると、元いた廃寮の地下へと戻っていた。
「な、なんだったんすか、今の!?」
「ほ、本当なんだな!さっきの光はなんなんだな!」
興奮気味で翠に尋ねるが口笛を吹いて、知らんぷりである。
「まぁ、知らない方がいいこともあるよ。それより早く帰ろうか。」
にっこりと笑ってはいるが迫力がある笑顔をする翠。
その後、翠の迫力に押され各々蜘蛛の子を散らすように廃寮を後に
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