第五話 エックスSIDE2
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ルイン「うん!!」
脚部に力を回し、ストンコングを押し退けようとするが…。
ストンコング「これでも、か?」
逆に押し返される。
2人は足場の切れ目のすぐ側まで退いた。
ゼロ「(俺とルインの2人掛かりで力負けするとはな…)」
2人は間合いを取り、ルインがフルチャージショットを放つ。
巨大な砲撃がストンコングに迫る。
ストンコング「愚かなり!!」
吠えて巨岩を召喚した。
それはルインのフルチャージショットを弾いただけではなく。
2人に凄まじい勢いで迫る。
ゼロ「馬鹿な…一介の剣士にそんな真似が…」
ストンコング「我は力を手に入れた。戦いの為の力を!!その力を出し尽くし、強者を討ち取るのが我が生きる証!!貴様と同じく!!」
ゼロ「先程言ったはずだ。俺は戦いのために戦っているのではない。例えそのために造られたのだとしてもだ」
ゼロの振るった一撃が盾に当たるが、ゼロの手に痺れを残すだけで終わる。
ルイン「(私達には心がある。破壊の力を、守るために使うことが出来る。私達はそのために戦っている!!)ストンコング!!」
チャージセイバーを叩き込むが、弾かれた。
ストンコング[ルイン……ゼロと同じく戦場を美しく舞う舞姫よ。汝に問う。武力とは?戦いとは何か?]
ルイン「……自らの意志を、相手に強要する手段……」
エックスはそれが嫌で、でも戦いたくなくても戦うしかなくて。
他の方法を探しながら、戦って悩み続けてきた。
ストンコング「その通り!!ならば言葉は要らぬ!!信念の剣を翳し、刃をもって語るがいい!!どの道……」
ルイン「勝利の上にしか歴史は正当性を与えない…でしょ。私は私の道を行く。それだけだよ!!」
ゼロ「その通りだ。一気に行くぞ!!」
ルイン「シンクロシステム起動!!」
2人がシンクロを発動するとゼロとルインの能力が共有され、2人のセイバーの出力が段違いに上昇し、ビーム刃の長さも通常の数倍となる。
ゼロ、ルイン「「コンビネーションアサルト!!」」
凄まじい威力の斬撃はストンコングの盾と剣を両断し、ストンコングの身体に深い傷をつけた。
ゼロ「勝負あったな」
ストンコング「ば…馬鹿な…」
信じられぬという顔でストンコングは倒れた。
こずえの先に空が見える。
空に高みを極めた太陽がある。
ストンコングは自然が悠然と存在している様を眺めた。
彼の喉元には剣先が突き付けられている。
この世で最も優雅に舞う武神と舞姫が己を見下ろしていた。
ストンコング「見事
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