第五話 エックスSIDE2
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てはいなかった。
今は人々のために戦う正義の戦士なのだ。
ライト『私はあの子が幸せに暮らせることを願っている。争いのない世界で…人々とレプリロイドが共存する世界こそが私が望んでやまない理想郷だ。今回エックスに渡すアーマーはこれじゃ』
ライト博士はカプセルの中心にぼんやりとした映像を出した。
かつて見たセカンドアーマーに何処か似ているアーマーだ。
ライト『このアーマーはかつてエックスが使用したセカンドアーマーをベースに飛行能力を高めた物じゃ。名付けて“グライドアーマー”。アームパーツはチャージショットの射程と威力を高め、2発のチャージショットに匹敵する威力の追尾弾を同時に放ち、命中率を飛躍的に高めた。ポディパーツは受けるダメージを半減させ、ダメージをエネルギーに変換し、ギガクラッシュを放てるようになる。このアーマーの最大の特徴はグライド飛行じゃ。かつてのフォースアーマーで培われた“ホバリング”機能を更に進化させ、エネルギー供給を別カートリッジに分割する事で、滞空時間の上昇、長時間の滑空が可能となるとエックスに伝えて欲しい。』
アーマープログラムを受け取るとライト博士は瞬く間に消えた。
ルイン「理想郷かあ…」
エックスも似たようなことを言っていた。
今は迷っている場合ではない。
今はここのボスを叩くことの方が先決だ。
ディープフォレストの最奥に控えていた戦士。
ゼロ「できるな…」
姿を見ただけで、ゼロは相手の強さに気付く。
大きな背からは、強者の気を感じられる。
ストンコング「ゼロと言ったか、この世で最も優雅に舞う武神よ。我が名はストンコング。戦いの中にしか己を見出だせぬ。貴様と同じだ」
ゼロ「一緒にしないでもらおう。俺達は戦いが全てだとは思っていない。」
ルイン「ストンコング。あなたみたいな著名な哲学者が何故こんなことを…」
ストンコング「我が戦いは忠義が為。ここからは戦いの為の戦い。信念の剣を翳し、刃を持って語るがいい!!」
振り下ろされた一撃をゼロはかわすとルインがチャージセイバーで斬り掛かる。
真一文字に振られた一撃。
並のレプリロイドなら容易く破壊出来る一撃。
しかしそれは超硬石の盾に阻まれた。
ルイン「…っ、硬い。まさかこれ超硬度岩石!?」
ストンコング「我が盾はいかなる攻撃とて防ぐ。貴様らのそれとて同じ。」
ゼロ「調子に乗るな!!」
ゼロもセイバーで斬り掛かるが超硬石の剣で受け止められた。
ルイン「ゼロ!!」
ゼロ「力で押し切れ!!防御力がある分、攻撃に手が回らなくなるはずだ!!」
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