第三章
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な、若し統一出来たらな」
その時はと言うカールだった。
「あいつと会って直接色々話したいな」
「三十年分のお話を」
「積もり積もってるからな」
是非にというのだった、彼はオスカーが去った頃よりも豊かになっているフランクフルトで彼の妻と話した、そしてオスカーも。
ドレスデンにおいてだ、妻に小声で言っていた。
「まあ滅多なことは言えないがな」
「そうね、何処に目や耳があるかわからないわね」
言論統制と監視だ、彼等は東側独特のそれを警戒しているのだ。
その警戒の中でだ、オスカーは自分の妻に言った。
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