暁 〜小説投稿サイト〜
足こそ大事
第四章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
そのコシは見事なものだった。その麺を祖父に食べてもらうと笑顔でこう言ってくれた。
「あと少しじゃな」
「味が?」
「この麺は踏んだな」 
 孫に対して笑顔で問うた言葉だ。
「そうじゃな」
「あっ、わかるんだ」
「うむ、麺は足で踏むとな」
「手でやるよりもだね」
「さらによいのじゃ」
 コシが出るというのだ。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ