暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
78話:そのトラウマを乗り越えろ
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て経験が浅い。戦いに不慣れながら、ガジェットを倒していく。
見てて確かに不安にはなるが、ここで俺が手を出す訳には行かない。どこまでやれるか、見させてもらおう。

『士さん、一両目のガジェットを倒しました!』
「了解。リニアの制御はどうだ?」
『ダメですね……ケーブルを破壊しても変化なしです』
「わかった、そっちはリインに任せる。頼めるか?」
『勿論です!』
「ティアナはそのまま進んでスバルと合流、その後ガジェットを殲滅しながらレリックの確保だ」
『了解!』

下の様子がわかりやすいように、四人がマークされてるモニターを展開。スバルは四両目で戦闘中、ライトニングは十一両目を突破…と、ティアナが合流したな。
それを確認するとすぐ、ロングアーチから連絡が入る。空の二人は制空権を獲得し、追撃に移るとのこと。ついでに本部にはやてが帰ってきたことも伝えられた。

『ライトニングF、八両目突入!―――っ、エンカウント!新型です!』

マズいな、よりにもよってライトニングの方が当たったか。これは、加勢するべきか?
そう思ってハッチから外の様子を伺う。フリードの火球も弾き返され、エリオの攻撃も受け止めている。相当固そうだ。

そのとき、ガジェットがAMFが発動。斬りかかっていたエリオは勿論、離れていたキャロもその影響を受けた。

「エリオ、加勢する!もう少し堪えろ!」
『だ、大丈夫です!まだやれます!』
「だが…!」

するとサーチャーの映像で、新型ガジェットが動きを見せる。エリオはそれを察知して飛び上がって回避する。
しかしガジェットの攻撃はエリオの動きを追い、天井にまっすぐな穴を開ける。

『くっ―――うあぁ!?』
「エリオ!」

サーチャーの映像ではエリオが攻撃をかわしきれず、壁に叩きつけられていた。このままじゃマズい!

「ヴァイス、今すぐ車両にヘリを寄せてくれ!」
『やってますが、いつ流れ弾が飛んでくるか…!』
「なら高度は気にするな!とにかく真上に行け!」
『う、うすっ!』

ヴァイスが返事をすると、ヘリは上昇する。しかしその途中で腕のような物を巻かれたエリオが車両から現れ、外に放り出された。
あの感じだと、エリオは気を失っている!マズいぞあれは!そう思い俺はトリスを待機状態からディケイドライバーへ変える。

「はやて、ライダーを使用する!飛行許可を―――」

しかしドライバーを腰に付けようとしながらその言葉を言い切る前に、キャロがエリオの後を追うように飛び出した。
これには驚いたが、はやてとなのはは心配していない。あれができる状況だとは言え、本当に大丈夫なのか?
そう思っていると、なのはから通信が繋がった。

『士君は大丈夫だって判断してキャロを送り出したんでしょ?』

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