第12話 会議(6202年度)
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しています。
後、虚無のDNAマップの解析が終わりました。虚無のDNAマップは、不完全な物と推察します。4人の使い手がそろわないと、完全再現は無理です。現在、始祖の血筋を受継ぐ者達のDNAマップと掛け合せて、完全再現を実験中です。今のままだと、虚無の魔法と4系統魔法は、同時に使用出来ません。
ただし、虚無の魔法を使えるバイオロイドは、完成しています。虚無の魔法は、引続き調査します。
始祖の秘宝以外の魔道具は、殆んど解析複製終わりました。一部の虚無の魔法や先住魔法を使ったと思われるアイテムは、解析出来ていません。
以上です。」
マザーの報告が終わった。
ここで、殆んどの魔道具の解析複製が終わったのには、理由がある。柊技研の魔法研究部門が開発した、固定化解除の魔法の御蔭である。王宮や貴族の屋敷の宝物庫等に侵入出来たのである。X線投射装置の恩恵もあり、隠し金庫まで調べ上げたのである。柊技研のデータベースには、王宮や貴族の屋敷まで、構造やトラップ等のデータが記録されている。
「最後に光輝さん。」
「今、プリミル教の聖地、エルフの言う所のシャイターンの門について、調査している。解っているのは、少しづつシャイターンの門が活性化していることだ。シャイターンの門を中心に風石が分布しることもあるが、風石鉱脈が何らかの異常が出るかも知れない。また、場違いな工芸品が今までより多く転移してくるかも知れない。要注意しておく必要がある。
未来と光司には、引き続き素粒子研究を頼む。」
「分かりました。」
「分りましたわ、ファザー。」
光司と未来が返事をする。二人共、光輝のことはファザーと呼んでいる。
二人にとって光輝とマザーは、育ての親である。
「それからダンブルドア先生には、今度のジョゼフ王太孫の誕生日パーティーに付いて来て欲しい。
ダンブルドア先生には、ジョゼフ様の家庭教師担って貰う予定だ。
将来的には、空中浮遊型のギガフロート完成の折に、そこの学術研究都市の責任者担って貰う。」
「光輝君、分かり申した。」
「それでは、本日の会議は終了します。」
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