番外編:使い魔ゲットでござる!!
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まま夢の世界へ旅立とうとしたが何やら周りがうるさいので中々眠れない……カッ消すぞ…!!目を開けてみると生徒会の男がバジルに何やら喧嘩を売っていた。……俺の眠りを邪魔するとはいい度胸だな―――まとめてカッ消してやる!!!
「るせえっ!!!」
「っ!?匙殿、伏せてください!!!」
「は?」
匙を吹き飛ばし俺の憤怒の炎を間一髪で避けるバジル……少しはやるようになったじゃねえか、いや、ただ単に悪魔になって身体能力が上がったのか?
「一誠!!!なにしてるの!!?」
「俺の睡眠を妨害したカス共に仕置きを与えようとしただけだ。」
「あんなの食らったらお仕置きじゃすまないわよ!!!」
そう言って風通しのよくなった壁を指さすリアス・グレモリー。
「あの程度で死ぬ奴なんざ、はなからうちのファミリーにはいらねえ。」
「バジルはそうかもしれないけどソーナの眷属は違うでしょ!!!ソーナも何か言いなさい!!!」
「え!?私ですか!?……匙は私の眷属ですので手を出すのはやめていただけないでしょうか?」
「初対面の奴に喧嘩を売るなんざ随分と立派な教育を施してるじゃねえか、ソーナ・シトリー。」
「それは……ごめんなさい。匙にはきちんと言い聞かせておきますので。」
「会長!?なんで会長がこんな奴に頭を―――」
「あ?」
「ひいっ!!!」
匙とか言う奴を軽く睨みつけてやると悲鳴をあげて後退って行った。ふん、この程度の奴、手を下す価値もない。カッ消す気も失せたので再びソファーに座る。うん、丸く収まったな。
「て!?何上手く収まったみたいな顔してるの!!?あなたが壊した壁どうしてくれるのよ!!!??」
「うるせえな……直せばいいんだろ、直せば。」
携帯を取り出してセバスチャンにかける……そう言えば久しぶりにかけるな。
『俺だ。』
『かしこまりました。』
「お坊ちゃま、あちらの修繕でしょうか?」
「え!?誰!!?」
「私、ボンゴレファミリー専属執事のセバスチャンと申します。」
「セバスチャン殿、お久しぶりです。」
「バジル様もお元気なようで何よりです。では、私は作業に取り掛からせてもらいます。」
「ねえ何なの?どこから現れたの?とか言っちゃいけないの?」
「セバスチャン殿ですので。」
その通りだ、セバスチャンに突っ込みなど不要だ。
「ただいま終わりました。」
「え!?うそ!!?もう直ってる!!!??」
流石だ、セバスチャン。
「では私はこれで。」
「ご苦労だったな。」
「い、一体何者なのあなた?」
「私、執事以上でも執事以下でもありません。それでは失礼いたします。」
そう言って一瞬で消えるセバスチャン、流石だ。
「ねえ、私が可笑しいの?この事を可笑しいと感じている私
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