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緋弾のアリア 真実の皇偵
ロボットレキ

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俺とレキは大量のプリントを抱えて歩いていた。
担任の先生に頼まれ職員室まで運んでくれと頼まれたのだが量が1人で運べる量じゃなかったので近くに居たレキに協力を要請したのだが無口なレキに俺は悩まされていた。

「最近、少し寒いな」

「そうですね」

話題を一言で終わらせた。
先程から話題を振っているのだがレキは全て一言で終わらせ無言に戻る。
人の話題を一言で終わらせる天才かレキは?

「水無月 蒼太さん」

お、レキから話し掛けて来た。

「なんだよ」

「少し気になっていたのですが蒼太さんとキンジさんの関係は何ですか?」

変な質問がレキの口から返って来た。
俺とキンジの関係?
簡単に言うなら友達だよね?

「友達だけど」

「そうですか」

また無言無表情のレキに戻った。
レキは無言無表情で愛想が無いが結構綺麗な顔立ちをしている。
理子とは違った美しさと可愛さを兼ね備えた美形女子で結構、男子からの評判も良い。
更にマニアックな方々から見れば逆に無口が良いと言っている変わった奴もいるが俺には理解出来ん。

「キンジさんと蒼太さんは雰囲気が似ています」

また喋った!?
普段のレキは無口で口を開かないが今日は結構、口を開いてるじゃないか!
何故レキと会話するのが楽しくなって来た。

「似てるかな?
キンジの方がイケメンだと思うけど」

背は俺より低いが普通の男子に比べれば差は一目瞭然だ。
口で表現出来ない普通の男子の平均を超えた男子、それが遠山 キンジだ。

「確かにキンジさんの方がイケメンです」

相変わらず本当に素直に言うね(笑)
皇偵説明の時も俺の説明は解りにくいとか言って勝手に説明してたし。

「認めるよ認めますよ。
確かにキンジの方がイケメンですよ〜」

「そうですね」

一言で会話を断ち切る天才は無口に戻った。
結構、酷い事を言われたがキンジの方がイケメンなのは事実なので認めるしかない。


「お、職員室」

遂に目的地の職員室が見えて来た。

「早く終わらせましょう」





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