暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 忘却の最期
第20話 その涙を見ない為に
[8/8]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


ギルドにいたい 仲間と一緒にいたい

ルーシィのその想いを胸に抱き

「その涙を見ない為に・・・俺は戦う!!!」

ジョゼに啖呵を切り、再びデカログスを向けて叫ぶ

「・・・いいでしょう。お望み通り、ここで消してあげますよ。あなたの安否はジュード様からは聞かされていないのでね」

ジョゼは両腕に怨念のエネルギーを纏う

妖精の尻尾(フェアリーテイル)の前に、ここで消えろ!ダークブリングマスター!!!」

ジョゼはラストに向け怨念を放つ

「・・・・・デカログス・・・禁断の剣を使う」

デカログスの刀身が変化する。

変化した剣は、異様な禍々しさが漂っている

変化した瞬間、魔力の波動がジョゼの怨念を全て吹き飛ばす

「な、何!?」

全力ではないとはいえ、魔力が減衰したラストでは防御が不可能だった

しかし、防御どころか周囲の空間を震わせるほどの魔力を放っていた

「何だ・・・奴にこれだけの魔力が残っているはずが・・・!!」

「羅刹剣・・・サクリファー」

羅刹剣(サクリファー)と呼ばれる剣をジョゼに向けた

「肉体、精神、感情・・・俺の全てをこの剣に捧げる。」

「何・・・!」

「覚悟しろ・・・この剣を使った以上、勝ち負けはなくなる。」

凄まじい魔力を放ちながら、ラストは剣を構える

「どちらが生き残れるか・・・ただそれだけだ」

(何なのだあの剣は・・・!エルザやラクサス以上の力を放っているだと!?)

禁断と呼ばれた剣・・・羅刹剣(サクリファー)

それを目の当たりにし、ジョゼを含めた幽鬼の支配者(ファントムロード)の魔導士達が震撼していた。

生き残るのはラストか、ジョゼか

それとも・・・・・・・・・・・・・


第20話 完

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ