第20話 その涙を見ない為に
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ギルドにいたい 仲間と一緒にいたい
ルーシィのその想いを胸に抱き
「その涙を見ない為に・・・俺は戦う!!!」
ジョゼに啖呵を切り、再びデカログスを向けて叫ぶ
「・・・いいでしょう。お望み通り、ここで消してあげますよ。あなたの安否はジュード様からは聞かされていないのでね」
ジョゼは両腕に怨念のエネルギーを纏う
「妖精の尻尾の前に、ここで消えろ!ダークブリングマスター!!!」
ジョゼはラストに向け怨念を放つ
「・・・・・デカログス・・・禁断の剣を使う」
デカログスの刀身が変化する。
変化した剣は、異様な禍々しさが漂っている
変化した瞬間、魔力の波動がジョゼの怨念を全て吹き飛ばす
「な、何!?」
全力ではないとはいえ、魔力が減衰したラストでは防御が不可能だった
しかし、防御どころか周囲の空間を震わせるほどの魔力を放っていた
「何だ・・・奴にこれだけの魔力が残っているはずが・・・!!」
「羅刹剣・・・サクリファー」
羅刹剣と呼ばれる剣をジョゼに向けた
「肉体、精神、感情・・・俺の全てをこの剣に捧げる。」
「何・・・!」
「覚悟しろ・・・この剣を使った以上、勝ち負けはなくなる。」
凄まじい魔力を放ちながら、ラストは剣を構える
「どちらが生き残れるか・・・ただそれだけだ」
(何なのだあの剣は・・・!エルザやラクサス以上の力を放っているだと!?)
禁断と呼ばれた剣・・・羅刹剣
それを目の当たりにし、ジョゼを含めた幽鬼の支配者の魔導士達が震撼していた。
生き残るのはラストか、ジョゼか
それとも・・・・・・・・・・・・・
第20話 完
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