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FAIRY TAIL 忘却の最期
第20話 その涙を見ない為に
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んだあいつ!?」

「知ってるぞ!妖精の尻尾(フェアリーテイル)の新人魔導士!」

「うちのマスターに喧嘩を挑んできたのか!?」

そこで待機していた幽鬼の支配者(ファントムロード)の魔導士達が突然のことに困惑していた

「驚きましたねぇ・・・まさか、この私を直接叩きに来るとは」

「ジョゼ・・・!!!」

「そんなにあの小娘が大事ですか?」

「ジュード様の依頼とはいえ、ルーシィを渡すわけにはいかない!!ここでお前を叩く!!!」

殺気を込めて叫び、ラストはデカログスをジョゼに向けた

「フッフッフ・・・いいでしょう、少し遊んであげますよ」

歪んだ笑みでジョゼが手招きし挑発した

音速剣(シルファリオン)・ハイスピード!!!」

音速剣(シルファリオン)に変化させ、更に速度を増した無数の斬撃を浴びせた

「痒い痒い」

魔力を張り防御したジョゼには一つたりとも効いてはいなかった。

「真空剣技、超突風!!!」

真空剣(メル・フォース)を突くようにジョゼに向け、強力な風を放つ

「デット・ウェイブ!!」

その突風を、エネルギー光線を放ちかき消した

余波で向かってくる魔力を

封印剣(ルーン・セイヴ)!!」

封印剣(ルーン・セイヴ)で切り裂き防いだ

「しつこいガキだ!!」

ジョゼは闇の波動をラストに浴びせる

「ぬあぁぁ!!」

ダメージを負いラストは膝をつく

「その程度のダメージで済むとは・・・同じ属性では相性が悪い・・・ですかな?」

ラストの属性は闇

ジョゼも同じ属性の魔法を使うため、必然的にラストに与えるダメージが軽減される。

しかし、それは魔力の高さでも左右され

当然、そのダメージは軽視できなかった。

「やはり・・・強い・・・」

「当然でしょう・・・あなた方のマスターと互角・・・いや、それ以上の魔力を持っているんですからね」

息も絶え絶えになりながら、ラストは立ち上がる

「やめておきなさい。幽兵(シェイド)との連戦で魔力が尽きかけているでしょう?」

ジョゼは不敵ににやついた

「どうでしょう?ルーシィを差し出すのであれば貴方は見逃してあげますよ。」

「ふざけるな・・・!!!」

ラストは、ジョゼを睨み付ける

「今さら、何のためにジュード様・・・いや、あの男がルーシィを連れ戻そうとしているのか知らんが・・・」

ラストは、襲撃前に泣いていたルーシィの顔を頭に思い浮かべ

(あたし・・・ギルドにいたいよ・・・妖精の尻尾(フェアリーテイル)が大好き・・・!!)

「俺はもう・・・ルーシィを泣かせないとレイラ様に誓ったんだ・・・!!」

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