第8話 チリも積もればゴミとなる
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ーロンはマリーに向かって叫んだ。
ブンッ!
7m鎧虫がマリーに足を振り下ろした。
マリーは右手を7m鎧虫の前に突き出した。
「うああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
マリーの右手だけが光を放ちつつ"鎧人"に変身した。
右手の口器を7m鎧虫に向かって横に振った。
ヒュン
空気を切る音がした。
ズバッ
何かの斬れる音がした。
ズンッッ!
7m鎧虫が横から真っ二つになって地面に崩れた。
4m鎧虫と6m鎧虫も何かに斬られて崩れてしまった。
「まさか‥‥‥‥‥アスラ?」
迅はこの様子を見てつぶやいた。
たしかに、彼の"日本刀"なら可能だろう。
しかし、アスラは今治療マシーンに入っているので
来るはずがない。治療を始めてまだ10分程しかたっていないからだ。
ということは‥‥‥‥‥‥‥。
「やっぱり‥‥‥‥私の能力なの?」
マリーは自分の手の平を見ながら言った。 そして気付いた。
「さっ、寒ぅ〜〜〜〜〜〜い!!」
自分は七分袖、半ズボンだということを。
「死んじゃう〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「大丈夫ですか!‥‥‥‥イテテ‥‥‥‥」
2人を中に連れていくために4人は駆け寄って行った。
『まさか、もう"超技術"まで‥‥‥‥』
リオさんは心の中でつぶやいた。
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