暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜破滅大戦〜
1st
邂逅篇
第7話『刀vs剣』
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光が収まると、辺りのビルが消し飛ばされている中、シグナムだけが佇んでいた。
ギリギリのタイミングで防御魔法を使用したようで、重傷は免れたらしい。
しかし、継戦不能なことは誰の目から見ても明白だった。
「大丈夫か!?」
レヴァンティンを支えとしてどうにか立っているシグナムに駆け寄る一護。
内心やり過ぎた≠ニいう思いがあるようだ。
「フッ、大丈夫‥‥とは言い難いが、気にするな。私が望んだことの結果だ」
そんな一護の内心を知ってか知らずか、シグナムは慰めの言葉を紡ぐ。
自身の言葉どおり、彼女はボロボロながらも、その表情は十分に満足気だった。
「ありがとう、黒崎」
笑みを浮かべながら手を差し伸べるシグナム。
握手を求めているようだ。
「ああ」
一護はそれに応える。
すっかり瓦礫の山と化した廃棄都市と中で、2人の剣士は堅い握手を交わした。
◆◇◆◇◆◇◆◇
「シグナム副隊長に‥‥」
「か、勝っちゃいました‥‥」
まるで信じられないものを見たかのような表情で驚くエリオとキャロ。
「すごい‥‥すごい、すごい、すごい! すごいよ! ねぇ! ティア! すごいよね!」
「‥‥そ、そうね」
まさかの逆転劇に大興奮のスバルと、そのテンションに引きつつ一護の実力に驚嘆するティアナ。
「一護のヤツ、くそ強ぇな‥‥」
「同意見ですけど、もう少しマシな言い方は無かったんですか?」
予想を遥かに上回る一護の実力に感心するヴィータと、その言葉遣いを咎めるリイン。
「フェイトちゃんの言ったとおりだったね」
「うん。けど‥‥さすがにこれは予想外だったよ」
あまり感情を表には出さないが、内心では予想外過ぎる結果に驚愕しているなのはとフェイト。
(これは‥‥)
なのはたちと同様に内心で驚愕しているが、それ以外にも何か思うところがあるのか1人で静かに思考に耽るはやて。
各々の反応は様々だったが、その系統はどれも驚き∴齔Fだった。
「よっしゃー! 一護が終わったんなら次はオレだ!」
「どんだけ戦いたいんだよ‥‥。はやて、次の模擬戦はどうするの?」
ナツの闘志に呆れながら、ツナははやてに訊ねる。
しかしツナの声が聞こえていないのか、はたまた自分の世界に入り浸っているのか、返事は無い。
「はやて?」
「‥‥え? あ! ごめんごめん! なんや?」
漸く反応したはやて。
やはりツナの問いを聞いていなかったようだ。
ツナはもう1度同じ問いを訊ねる。
「次の模擬戦はどうするの?」
「う〜ん、そうやな〜‥‥。シグナムはもう戦わさん方がいいやろうし‥‥」
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