第三話 アクセルSIDE2
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よ…」
簡易転送装置を使い、ハンターベースに帰還する2人。
エックス「緑の翼を持ったアーマーのレプリロイド?」
多忙なシグナスに代わり、報告を受けたエックスが目を見開いた。
ルナ「ああ、それから紫のアーマーで仮面みたいなメットとマフラーみてえなもん着けてるレプリロイドがイノブスキーを破壊しやがった。2人共ルインみたいなジャケットタイプのアーマーだった」
エックス「…ルナ、アクセル。もしかしてそいつらはこういう姿をしていなかったか?エイリア、少し」
エイリア「?ええ」
エックスはデータディスクを挿入すると最初の大戦時代のルインが映し出された。
右からHXアーマー、FXアーマー、PXアーマー、LXアーマーを装着したルインが映し出された。
アクセル「あ、これあいつらにそっくり…」
HXアーマーとPXアーマーを指差すアクセルにエックスは少し顔を顰めた。
エックス「これはかつてのシグマの反乱の時にルインが使っていたアーマーだ。レプリフォース大戦の時にデータが盗まれてしまったんだが…多分その時のデータを使われている可能性が高い」
ルナ「レッドアラートの仲間じゃなさそうだし…何者だろうな?」
エックス「分からない…しかしこれだけは言える。敵はレッドアラートだけじゃない。恐らく別の勢力がいるんだろう…奴らは何が目的なのか…」
アクセル「…考えたってしょうがないよ。あいつらが誰であってもレッドアラートを止めなきゃいけないんだから」
エックス「…そうだな。シグナスには俺が伝えておく。次の任務まで休んでいてくれ。それからアクセル、君の部屋なんだが、急なことで部屋を用意出来なかったのでルナと同室になるんだが…」
ルナ「え?」
エックス「すまない…女の子だから異性と同室は辛いだろうが…」
ルナ「いや、俺は別に構わねえけどアクセルは?」
アクセル「僕も構わないけど…」
異性を意識しない年齢である2人には何故エックスが申し訳なさそうにしているのか分からないらしい。
2人は疑問符を上げながら退室した。
通路を歩く2人。
ふとアクセルは伝えていないことがあるのを思い出した。
アクセル「そうだ。言ってなかったよね?僕がレッドアラートを抜け出した理由を」
ルナ「ん?」
少しだけ視線を送ったルナの目に映ったのは、白い光に包まれる彼。
次の瞬間、彼の姿は、少年ではなくなっていた。
ア
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