第三話 アクセルSIDE2
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トロールが出来ないのか!!?」
2人はライドチェイサーを走らせるとイノブスキーを追い掛ける。
万が一、イノブスキーが都市部に出たら大変なことになる。
ルナ「アクセル!!ダブルチャージで奴のタイヤをぶち抜くぞ!!」
アクセル「分かった!!」
2人はライドチェイサーのバスターをチャージし、チャージショットをイノブスキーのタイヤに炸裂させた。
タイヤをぶち抜かれ、イノブスキーは錐揉み回転しながら壁に激突した。
しばらくして砂煙が無くなり、何とか生きているイノブスキーの姿が…。
アクセル「イノブスキー…」
ルナ「何とか生きてるか…連行するか。」
アクセル「処分しなくていいの?」
ルナ「イレギュラーハンターはイレギュラーの処分だけじゃなくて更正もするんだ。こいつの場合は改造を受けているような感じがしたからな。まずは修理して事情を…」
簡易転送装置を使おうとした瞬間、衝撃波がイノブスキーを両断した。
ルナ「なっ!!?」
アクセル「イノブスキー!?」
両断された仲間を見て、目を見開くアクセル。
衝撃波が放たれた方向を見遣ると、緑色の小型の翼を持つアーマーを身に纏う青年と紫のアーマーを身に纏う青年が立っていた。
ルナ「誰だ!?」
「奴から話を聞いて此処まで来たがその程度か。」
緑色のアーマーを纏った青年が言う。
「奴があの男の最後の“作品”か…」
紫のアーマーを纏った青年の言葉にルナはアクセルに問う。
ルナ「アクセル、あいつらもレッドアラートの仲間か?」
アクセル「し、知らない…見たこともないよあんな奴ら…」
「失望したぞ、お前のような未熟者があの男の最後の作品とはな」
ルナ「てめえらは何者なんだ!?」
「…我が名はウェントス。風の戦士」
「俺の名はテネブラエ。闇の戦士」
アクセル「ウェントス…?テネブラエ…?」
テネブラエ「ウェントス、これ以上の長居は無用だ」
ルナ「敵を前にして逃げるつもりか?」
ウェントス「我らが逃げるのではない。お前達を見逃してやると言っているのだ。」
テネブラエ「俺達の目的はお前の実力を見るため、戦うためではない。俺達の目的は達した、ここにいる理由はない。」
ルナ「ケッ!!眼中にないってか!?」
ウェントス「その通りだ。お前達などいつでも始末出来る。その命預けておこう。次に会う時まで、精々腕を磨くがいい」
2人は転送の光に包まれ、次の瞬間消えていた。
ルナ「野郎…」
アクセル「イノブスキー…」
ルナ「大丈夫かアクセル?」
アクセル「あ…うん」
ルナ「ハンターベースに戻るぞ治療を受けないとな」
アクセル「うん、もうクタクタだ
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