第三話 アクセルSIDE2
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!」
2人は無視を決め込み、黙々と回収を続行する。
ルナ「回収完了だぜ!!」
アクセル「敵撃破完了!!」
イノブスキー「…上等だオラァ!!」
突然スピードを上げ、2人の遥か先へ行く。
追いかけるように進めば、道路が分かれ、中心に向かって少し窪んだ円形のフィールドが出来上がっていた。
その、中心にいるイノブスキーは、ライドチェイサーを降りてフィールドの端に立った2人を指差す。
イノブスキー「タイマンでぶちのめしてやるぜぇ!!まずはどいつだ!!?」
アクセル「僕が相手だ!!」
イノブスキー「上等だ!!」
神速で走り抜けるイノブスキー。
アクセルが感知した時にはイノブスキーは既にアクセルの目の前にいた。
元々厳つい彼の顔が一層強面になっている。
並の戦士なら硬直して動けないだろうがアクセルは並の戦士ではない。
回避はしたが反撃は出来ない。
イノブスキー「遅えよ!!」
以前の何倍もの速度で走り抜けながら怒鳴る。
ルナ「速いな…」
あまりの速度にルナは感嘆の声を上げた。
イノブスキー「その程度で倒せると思ってんのか!!?」
車輪が地を刔るように走るムービンホイール。
ばら撒かれた武器破壊は手間がかかる。
アクセル「ふん、それでも止めて見せるさ。僕の信念の名の下にね」
イノブスキー「信念だとお!?ガキがいっちょ前な口叩くんじゃねえ!!」
猛スピードでアクセルに突進する。
アクセル「(速い!!)」
電磁壁に押し付けられる。
背中の衝撃がアクセルの脳天から爪先まで貫いて目の前に火花を散らした。
アクセル「うわあっ!!」
ルナ「アクセル!!」
イノブスキー「これでも減らず口が叩けるか!!」
アクセル「っ…何度でも言ってやるよ!!僕はレッドを止めてみせる!!レッドが何を考えているのかは知らないけど、僕にはレッドのやっていることを認められない!!だからあんたを倒すよ!!」
イノブスキー「行くぜオラァァ!!」
イノブスキーが再び猛スピードでアクセルに体当たりを喰らわせようとする。
ルナ「アクセル、カウンターだ!!」
アクセル「っ!!」
ルナに言われ、イノブスキーの体当たりが当たる寸前でバレットの弾丸がイノブスキーの急所を突いた。
イノブスキー「ブヒィィ!!」
ルナ「あんなスピードじゃあ、急な方向転換は出来ないと思ったけどまさかのドンピシャか」
だがイノブスキーは止まらなかった。
過度な改造のせいで走り続けなければならない身体になっていたのだ。
狂った方向感覚は的外れな方向に電磁ロープを破壊して直進した。
アクセル「イノブスキー!?」
ルナ「何だあいつ!?力のコン
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ