暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜破滅大戦〜
1st
邂逅篇
第5話『集結』
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モニターに映る一護を見据えながら、男──ジェイル・スカリエッティは不気味に笑った。


◆◇◆◇◆◇◆◇


場所は戻って機動六課部隊長室、時刻は日付が変わろうとしていた頃──

「ほんなら改めまして‥‥。私はこの機動六課の部隊長・八神はやてや。ほんでこっち私の家族で、右からシグナム、ヴィータ、ザフィーラや」

「シグナムだ。よろしく頼む」

「ヴィータだ。よろしくなオメェら」

「ザフィーラだ」

「ほんでこっちが機動六課の隊長陣で、私の親友のなのはちゃんとフェイトちゃん」

「高町なのはです。よろしくね」

「フェイト・T・ハラオウンです。よろしく」

「じゃあ次、そっちの番やで」

一護となのは、フェイトが合流したことで、改めて自己紹介が行われているようだ。

ちなみに、なのはとフェイトの容姿はバリアジャケット着用時と少し違っている。

どこが違っているかというと、服装と髪型だ。

なのははサイドポニーで白を基調としたスーツ、フェイトはストレートで黒を基調としたスーツを着ている。

閑話休題──

自己紹介は、六課勢のターンが終わり、次は一護たちのターンとなった。

「黒崎一護だ。よろしくな」

「イチゴ=H また随分可愛らs──「「はやて(ちゃん)それはダメ!!」」──な、なんやっ!?」

例の地雷を見事に踏み抜こうとしたはやてを、なのはとフェイトがすんでのところで止める。

しかし、

「何か果物みてーな名前だな」

「「ヴィータ(ちゃん)!!?」」

はやての代わりにヴィータが見事に踏み抜いた。

「こんなんばっかか! 俺の名前は果物じゃねーよ! 一等賞の一≠ノ(以下省略)」

その後、はやてとヴィータはちゃんと一護に謝ったという。

「オレはナツ・ドラグニルだ。よろしくな!」

「沢田綱吉です。ツナ≠チて呼んでください」

多少の脱線事故はあったものの、自己紹介は無事に終わった。

そして、はやてが続けざまに口を開く。

「じゃあ早速本題に入ってもええかな?」

「いいけど、何を話せばいいんだ?」

「そうやなぁ〜。君等の置かれてる状況も説明せなアカンし、君等自身のこととかも訊きたいけど‥‥」

はやては右手を顎に当て、物思いに耽る。

数秒すると、はやての頭に何やら目には見えない電球が現れた。

「一護くんを含め、君等3人は何やらチカラ≠持っとる。これは間違いないか?」

「‥‥ああ」

一護は後ろにいるナツとツナを一瞥し、無言の了承を得た後、静かに頷く。

「そっかそっか‥‥」

はやては1人で納得し、そして意味深な笑みを浮かべながら言う。

「ほんなら話の前に、
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