第十五の罪
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た」
とそこには朱色と青の瞳、金と白のグラデーションヘアそして幕末当時の軍服を着た懐の姿だった。それに驚く両者だが懐は
「ヴァンこれって君が言ってた血の盟約の力」
「ああ多分そうだがまあこれで」
懐は顔をニヤッとさせ
「ああ、あいつに確実に勝てる...」
それにエクソシストの投げた斧が背中に直撃した。
「馬鹿め、下等な悪魔である貴様がこの高貴な私に勝てるとでも思いましたか」
勝ったと思い余裕な顔を見せるエクソシストだが、
「はっ馬鹿言ってるのはお前だ。さっきの攻撃昔の俺だったら致命傷だが今は違う」
と先程受けた傷がまったく効いてなかった。エクソシストは悪魔に有効である銀でできた武器を投げたそれは大概の悪魔に確かに致命傷の一撃だが、今ヴァンには、懐のいや人の力が流れている。その力が銀の武器を鉄の武器まで緩和させた。そうするとヴァンの吸血鬼本来の力が発動する吸血鬼は銀の武器は確かに効くが、人の力で鉄程度の武器に緩和されてるため、鉄は鉄分を吸われ、使い物にならない物になった。それを聞いてエクソシストは再び斧をだして応戦しようとした
「なら貴様が吸収できない程攻撃するのみ」
と言うと懐は刀を抜き、戦う姿勢を見せる。それを見たエクソシストは懐に間髪いれず攻撃を仕掛ける。懐は普通にそれを華麗に上を飛びそのまま後ろへ回り込み、刀を左右斜めという手順に振った。それをまったく感じなかったエクソシストは
「貴様一体何をした、だがまあいい勝負はこれからだ」
と斧槍を出し本気を出そうとしたが、懐は刀を鞘にしまい
「いいやもう終わりだ懐居合術基本技?印」
と刀が完全に鞘に入った瞬間、エクソシストが?線に4等分にされた。そして死んだのを確認した。懐謎の姿を解いたするとヴァンが現れる。
「ふう疲れただけど何なんだあの姿なあ八」
と言うと懐は自分の右手を見つめながら
「ねぇヴァンもう自分って人じゃないのかな」
と落胆した。懐にヴァンに
「まあそうだなだけど気にするな俺だって元々人じゃないし、お前だってある意味超人みたいだったじゃないか」
と励ますと懐はヴァンに
「心の友よーー」
泣いていた。それ以来ヴァンと懐は何でも打ち明けられる腹心の友の間柄になり、そしてエクソシスト達に殺された同胞たちの墓を造りきちんと供養した。そしてその後の生活も楽しく、切ない物だった。アルバートは康子と結婚し、故郷に帰り、知り合いもまた一人また一人と消えていき今ではこの町最古参と言われるほどの猛者になった。そして現代に戻り懐屋に戻る。
「いやー懐かしい思い出だったねヴァン」
「あー懐かしいな」
と雑談してる二人に
「へーあんたらそんな過去があったのかヒッくだけどよあんたらが悪魔だって始めて知った時驚いたぜ」
「もう芽吹ちゃん自分は悪魔じゃないから半分悪魔のだ
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