十四話:殴り込み行きます
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は全てカッ消すからお前が来たことはばれねえ。」
「はあ……後で親方様にお叱りを受けそうです。」
「うだうだしてねえでさっさと行くぞ。」
「ああ、もう、分かりましたよ。こうなったら拙者も暴れます。」
「その意気だ。」
教会に殴り込みに行く途中に『偶然』会ったバジルを拉致して一緒に行かせる。自分のケツぐらい自分で拭かせねえとな。お前もマフィアなら最低でも自分を殺した奴ぐらいは殺ってこい。普通は殺されたら終わりの所をチャンス貰ってんだ、活かさない手はないだろ。
「で、どういう作戦でいくのですか?」
「作戦なんざ雑魚が練るもんだ。カッ消すだけだ。」
「はあ……出たとこ勝負というわけですね?」
「そもそも、教会ごとカッ消してもいいぐらいなんだがな。」
「それはやめてください!!周囲にまで被害が及びます!!!」
「だから、こうやって地道に殺りに来てんだろうが?」
「やるのニュアンスが可笑しくないですか?一誠殿。」
「なにも可笑しくはねえな―――と話してる間に来たな。」
『赤龍帝の手袋発動!!』
背後から飛んできた光の槍を雷の炎の盾で防ぐ。
数は二人……カラスの女か…それにしても弱すぎる。この程度の攻撃なら普通に受けてもよかったぐらいだな。
『相棒が強すぎるだけだぞ。』
「いつの間に復活してやがんだカストカゲ。最近復活が早くなってきたな?」
『いい加減なれた。』
仕方ない、今度からは変態共が狂喜乱舞するような拷も―――もといお仕置きに変えるか。
(私達が狂喜乱舞!!?毒?熱湯?刺殺?撲殺?それとも精神攻め?全部ご褒美です!!!!!)
(((((((今夜は宴じゃあああああああっ!!!!!!))))))
『どう足掻いても絶望だな。』
「それがてめえの運命だ。」
まあ、カストカゲとの会話はここらへんでやめておくとして二匹のカラスを始末するとしよう。これは決して現実逃避ではない。
「おい、バジルこいつらがてめえを殺ったのか?」
「いえ、違います。」
「なら、俺がカッ消してもいいな?」
「人間風情が――「うぜえっ!!」――え?」
まず近くにいた奴に近づき右手で腹を貫く。
「カッ消えろ。」
『explosion!!!』
貫いている手から炎を噴射して女をカッ消す。
「カラワーナ!!?」
「他人を気にする余裕があんのか?」
高速で移動し、もう一人の女の顔面を殴り飛ばす。女はそのまま地面にめり込み気絶してしまった。
「ちっ、くだらねえ。歯ごたえのねえドカス共だ、カッ消えろ!!!」
地面に埋まった女をカッ消す。この程度のドカス共俺が直接手を下すまでもないな。
「バジル、さっさとてめえを殺したドカスを殺ってこい。どうせ
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