29ーエキストラトラック (炎帝、円舞曲で死神と踊る)
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て。その様々なSAOの世界の調査に来た…って事か。」
「そういうこと!察しがいいね!ゼツ君!」
僕は笑いながら話を続ける。
「ところで君たちはなんで1層にいるの?」
「実は…」
と、今度はゼツ君が説明をし始めた。
ーーー説明中ーーー
「だったら僕がピアノ弾くよ?楽器スキルの熟練度1000だし。」
「本当に??」
リナちゃんが目を輝かせる。
「リナちゃんのためなら喜んで!
なんなら後で2人っきりで…
だからごめんね。冗談だって。ゼツ君武器しまって。」
ゼツ君。だから怖いって。炎が出てるよ。
「…ごほん。んでたぶん『皇帝が舞う曲』って皇帝円舞曲のことだね。」
「「皇帝円舞曲?」」
「そう!ヨハネが作った曲で最初は静かな行進曲風なんだけどcrescendo…だんだん強くの音楽記号からのワルツ導入部分が…
とにかくひけるから行こうか?」
「面白いね!スノーって!」
リナちゃんが笑いながら僕に話しかけてくる。
「ありがとう。」
「…そろそろ焼くぞ。」
「大丈夫だよ!私、ゼツの方が好きだから!」
…なんか赤くなってるなゼツ君。褒められ慣れてないね!
僕たちはこうしてピアノに向かって行った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ここか…」
森の開けた場所に着くと。ピアノがらあり、ピアノの前につく。僕はゆっくりと『皇帝円舞曲』を奏ではじめた。
〜10分後〜
「こんな…感じかな?」
「すごい…」
「ああ。…まるでプロだな。」
弾き終わり。2人がボーゼンとしている後ろから…
大きなドラゴンが飛び出してきた。
「危ない??」
僕は咄嗟に大鎌ソードスキル『エンペラーワルツ』を発動させ、2人の後ろのドラゴンーーー『ワルツ・ワイバーン』から2人を守る。
「危ない、危ない。」
「これ!イベントボスか!」
ゼツ君はさっそく『ノヴァウェーブ』を放つが…
「音の壁??」
まるで楽譜のような壁がゼツ君の炎を阻む。
「僕に任せて♪!ワンツーパンチで決めて行こうぜ♪」
僕は『マジシャンイリュージョン』で『ワルツ・ワイバーン』に高速の剣撃を入れる。どうやら僕の攻撃は通るみたいだ。ん…?
「なあ!スノー!今から俺に合わせて攻撃できるか?」
ゼツ君がクスッと笑って言ってきた。
「余裕だよ〜!僕は指揮者だぜ?」
そう行った途端。ゼツ君の爆炎剣2連撃『Xドライブ』がXの文字の炎と共にリナちゃんがその炎を上手く受け流し…
ワルツ・ワイバーンの視界を炎で遮る。
「ガアアアア??」
音の壁がワルツ・ワイバーンを守る。しかし…
「この曲はも
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