第08話 エルフ交流
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ークは、ビダーシャルと何やら話し合って、光輝提案に乗る事にした。
「分かった。案内を頼もう。」
光輝とラミアスを先頭に、テュリュークが続いた。
一部の護衛は、フネの周囲を警戒する為に残った。
それでも、20名程がテュリュークを護衛しながら光輝達に続いた。
光輝は、艦の説明をしながら艦長室に案内した。
所々でビダーシャルは、質問してきたが、光輝は適切に回答を行なった。
途中エレベータでは、一悶着あったが一度に全員乗れない事を説明し、3班に別れて移動した。
艦長室に付く頃には、光輝のきめ細やかな対応と初めて見るハイテク技術に興味を示し、大分警戒感が薄くなっていた。
艦長室に着くと、ラミアスが扉を開ける。
「どうぞお入り下さい。」
光輝がフォローする。
「ご覧の様に艦長室は、広くありません。護衛の方を含めてそちらからは5名、こちらは、私とラミアス艦長の2名で会談と言う事でどうでしょう。他の護衛の方は、扉の前と残りの方は、艦内見学など自由に行って結構です。」
テュリュークとビダーシャルで相談し、会談はテュリュークとビダーシャルと護衛3名、扉の前に護衛2名、艦内見学は、5名づつ3班となった。
ラミアスは、環境に連絡して3名の案内役と5人分飲み物を頼んだ。
案内役が来ると15名は、3班に別れて見学に向かった。
艦長室には、護衛役の為に簡易テーブルと簡易椅子が運ばれて来て、各テーブルには、飲み物とデザート各種、フルーツの盛り合わせ等が置かれていった。
「まずは、自己紹介行いましょう。ネフテス国より遥か東の国、日本帝国から来ました光輝・一条です。」
「マリュー・ラミアスです。この艦の艦長をしています。」
「テュリュークです。老評議会の議員しています。」
「ビダーシャルです。」
「この度は、会談に応じて頂きあります。
まず、日本帝国は地図で表すとモニターに表示されている赤色国です。」
艦長室には、大型モニターが設置してあり世界地図が表示されていた。
光輝は、地図を指し示しながら、説明を続ける。
「ネフテスのアディールは、黄色の点です。ハルケギニアの国々は、青色で表しています。
私達の国は、他国を侵略しない永世中立国です。出来れば偉大なエルフの民と交流を持ちたくはるばるこの地にやって来ました。私達の国は、技術が発展しており、魔法は遅れています。
エルフの民の作るマジックアイテムや文化的な知識を欲しています。代わりに砂漠の緑化事業を私達で行いと思います。私達の技術であれば、砂漠を緑の大地にすることが出来ます。また、各種食料品も提供します。そちらからのマジックアイテムなどは、後払いで結構です。緑の大地にした面積に合わせてマジックアイテムを頂ければ結構です。
また、先の
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ