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無欠の刃
下忍編
中忍試験
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ておくかとそこまで考えて、慌てて中忍試験のことを思い出して、考えを元に戻す。
 受けるか、受けないか。
 …受けれるものは受けておいた方がいい。合格しなかったとしても経験として蓄積されて、これからの糧にはなる。それに、いつまで受けれるかもわからないなら、今のうちに受けれるだけでうけておこう。
 そこまで決意して、カトナはよし、と意気込んだ。
 中忍試験で合格するために、新技でも開発しよう。自分だけしか使えないような、カトナだけの特別な、そんな技を作ろう。誰にもまねできない、すごい忍術を作ろう。

 そうしたら、もう少しだけ、自分の力を扱うのがうまくいくようになるかもなんて、ちょっとだけ、希望を抱いた。
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