第19話 幽鬼の支配者
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に仕事をする気が沸かず、解散となった。
「なんか大変なことになってきたわね」
「ああ」
「おーい嬢ちゃん、落ちてもしらねーぞ」
ルーシィとラストは家への帰路についていた
「ファントム・・・幽鬼の支配者は昔から妖精の尻尾と仲が悪いと有名だったからな。小競り合いが絶えないとか」
「そうだったわね・・・あたし、ホントはどっちに入ろうか迷ってたけどね」
「幽鬼の支配者は評判が悪い。報酬額の上乗せを強要させたりと、傍若無人な行いに評議会も頭を悩ませているそうだ。」
「ラストの言う通り、入らなくてよかったわ。こっちに入ってよかったと思ってる」
ルーシィはアパートに到着し
「だって、妖精の尻尾は」
部屋の扉を開けると
「お帰り―!」
「いい部屋だな」
「おかー!」
何故かナツ達がいた
「サイコー!!!」
思わずルーシィは叫ぶ
「多いっての!!」
「だぁ!?」
そしてトラベルバックをナツに投げつける
「おいおい何の騒ぎ・・・って、また勝手に上り込んでるし!?」
騒ぎを聞きつけたラストはルーシィの部屋を覗きルーシィ同様に叫ぶ
しかし、押し入った事はともかく理由があるらしい。
幽鬼の支配者が襲撃にこの街まで来たという事は
メンバーの住所を調べて襲撃される可能性が出てきた
しばらくの間、孤立を防ぎ集団で行動した方がいいと判断され
各地でメンバー同士のお泊り会が開かれているそうだ。
「ナツとグレイだけここに泊まらせるのは気が引けてな、同席することにしたのだ」
「ナツとグレイは泊まるの確定なんだ・・・つか何であたしんち!?」
そう言っている間に、小動物たちが勝手に行動を始める
「洗濯物だ!」
「プーン」
「コラそこのネコ何してんの!てかプルーも一緒になって何してんの!!」
「おおプルー何食ってんだそれ!?俺にもくれー!!」
「エルザ見て!エロイ下着見つけたよ!」
「す、すごいな・・・こんなのを付けるのか・・・!」
「俺はもう寝るから騒ぐなよ」
「清々しいほど人んちエンジョイしてるわね・・・」
「逞しいと言うか、なんというか・・・」
まるで自分の家かのように動くナツ達を見て、ルーシィとラストは呆れていた。
「それにしてもお前達、汗臭いな。同じ部屋で寝るんだ、風呂くらい入れ」
「やだよメンドくせぇ!」
「俺ぁ眠ぃんだよ」
「仕方ないな、昔みたいに一緒に入ってやってもいいが」
エルザの爆弾発言にルーシィの顔が赤くなる
「あんたらどんな関
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