暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールDxD  〜最強の兵士〜
旧校舎のディアボロス
一章
第四話  はじめてのお仕事です!
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ものだから僕の腕と同価値かなって………ダメ、ですか?」

恭介がなぜバイオリンを選んだかを述べると俺は「ふっー」と一呼吸置き続けた。

「なるほど。ならば問題ありません、そのバイオリンは貴方の腕と同等の価値があります。俺は音楽はあまり詳しくはありませんがこのバイオリンは大事にしましょう」

そう言うと二人の兄妹は笑顔で喜び合った。俺もこれで契約を終え魔方陣ではなくその家の玄関から部室へと変えることにした。(もちろんこの家に張っていた結界も解いていきましたよ)

     ◇――――――――――◇

その帰り道のことだった。

「にしても初めての契約にしてはやたらと重かったな〜部長わざとじゃないだろうな〜」
「多分わざとでしょうね〜きっとマスターの力量でも図ってたんじゃないですか〜?あの人はきっとそういう人ですよ絶対に」
「だろうな。だが意外とそれが王としての資質でもある。部長の王としての資質の向上はこれからだろう」

そんなたわいのない話を俺とイグニはしながら帰った。だがその道中異様なオーラに襲われた。いいや気配というべきだ。その気配は忘れはしない二度も俺の目の前に現れた気配、一度目は一昨日、二度目は昨日、そしてこれが三度目その正体は、

「ずいぶんと物騒な気配を出しているじゃないか堕天使」

そこに居たのは女の堕天使だった。きっといいや絶対に悪魔である俺を殺しに来たのだろう。

「ほう、妙だな。人違いではなさそうだ何故なら足跡を消すよう命じられたのはこのカワラーナのだからな。誠に妙だ。なぜ貴様が生きている!貴様はあのお方が殺したはず!」

からわーなと名乗る堕天使は俺に向かって光の槍を投げてきた。だが、

熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)!」

俺は昨日の堕天使同様の技で光の槍を防いだ。

「グレモリー家の紋章!?」

どうやら熾天覆う七つの円環でちょうど透けている部分から見えたらしい。

「そうかドーナ・シークがはぐれと間違え返り討ちに合ったのは貴様か、ならばなおさら生かしてはおけぬ!」

するとカワラーナはまた光の槍を投影そして投降俺はそれを熾天覆う七つの円環でずっと防戦一方。勿論反撃は出来るだが俺の力はあまりにも強大すぎる。軽く力をふるっただけで街が焦土と化すことだって珍しくはない。ならばどうする奴を魂解放以外の力で倒す方法は…………
考えた。そして思いついた。そう俺にはもう一つあるそれは神器だ。それならば奴も倒せるしいきなり町が焦土と化すほどの力は秘めてはいないだろう。
だから俺は集中した。今まで約二千年以上の長くて短い今までの旅で得た知識と人の思いを振り返った。
それぞれの世界それぞれの思い、主人公ともいえる人々はみなどんな形であれ誰かを救おうとしてきた奴らが多
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