暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア 真実の皇偵
皇偵説明
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
れません」

レキの説明に頷くキンジを見ると親が子供に昔の物語を聞かせてるみたいだ。
見た目と裏腹に母親の才能が有るのかも知れないな。
が、レキはやはり要注意人物だ。
皇偵に成る為の条件と試練の事も知っているなんて俺の予測範囲を余裕で超えている。

「成程、成程ね。
皇偵は武偵の上司で成る為の条件は先祖が皇帝に相応しい人物の血を受け継いだ人間じゃないと駄目だと」

レキの分かり易い説明が効果的なのかキンジは大体理解していた。
俺の説明も最後まで聞いて欲しかったが理解したなら良いだろう。

「ならアリアにも皇偵の素質、条件は揃ってるんじゃないか?」

「腕は確かだけど先祖に皇帝の名に相応しい人が居るのか?」

実力は到底、俺に及ばないが実力は確かな物だ。
だが皇偵に成る為の条件 先祖に皇帝の名に相応しい者が居るのか居ないのかで話は変わる。
皇帝の名に相応しい人物が居れば試練を受け合格すれば晴れて皇偵に先祖に皇帝の名に相応しい人物が居なければ話は綺麗サッパリ終わる。

「シャーロックホームズとか?」

「え、シャーロックホームズ?」

俺の曽祖父の名前だ。

「アイツなら皇帝の名に相応しい探偵だな」

知っている。
シャーロックホームズは俺の曽祖父だ。
ホームズの事は俺が一番知っている。

「あの推理力と判断力の血を受け継いでいるアリアなら皇偵の資格も」

「待てアリアがホームズの血を受け継いでいる?」

「ああ、アリアの名前にも書いてある。
神崎・H・アリア
Hはホームズの略称だ」

神崎・H・アリアがホームズの血を受け継いでいる?
H=ホームズ?

「アリアがホームズの血を?」

ホームズの血を受け継いでいる?
ホームズの世界一の名探偵シャーロックホームズの血を受け継いでいる?

「確か、蒼太が言ってた。
ホームズは俺のひいじさいんだって」

アリアも俺と同じ疑問に直面している。

「蒼太、アンタはホームズ家の血を受け継いでる?」

「ホームズは俺の曽祖父だ」

疑問が新たな疑問を生み結論が出ない。
本人に聞けば一番早いがホームズは俺が東京武偵校に転入すると同時に海外に主張中。
本人の口から聞こうにも本人の居場所が解らない。

「アリアさんと蒼太さんは遠い親戚かも知れませんね」

悩んで悩んいる最中にレキの一言が俺の抱いていた疑問を吹き飛ばした。

「あ、だからホームズの奴は、、、、、、」

ホームズの奴は多分、推理していたんだ。
態と俺に尾行されアリアと会った時からホームズの推理に俺は惑わさていた。
でも、何故、言わなかったんだ俺とアリアが遠い親戚だって?

「レキ、君は天才だ。
俺の予測出来なかった考えられなか
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ