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東方仮面果物劇
驚愕!此処は冥界!?
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所を見つけた
その木も綺麗な彩りをしていた

紘太「本当に綺麗だな…………」

幽々子「ふふ、気に入ってもらえたかしら?」

紘太「っ!?」

いつの間にか後ろにいた人に声をかけられた
振り向いてみたら、青い着物みたいな服を着たピンク髪の人が立っていた

幽々子「あらあら、驚かせてしまったかしら?」

紘太「………そりゃ、後ろから声をかけられたら驚くとますけどね」

改めて視認してみたけど………今目の前で視認しているのに気配をやっぱり感じない
この人………何者だ?

幽々子「驚かせてしまったならごめんなさい
私は西行寺幽々子
此処、白玉楼の主よ
そして、貴方がおぶっているのが魂魄妖夢、私の従者よ」

紘太「………ご丁寧にどうも」

従者………やっぱり偉い人なのだろうか

幽々子「本当に私が偉い人なのかなって疑ってる顔ね
貴方表情が顔に出るタイプかしら」

考えてる事をピンポイントで当てられてしまった

紘太「……俺ってそんなに解りやすいですかね」

幽々子「えぇ、とってもね」

紘太「………」

何だか向こうのペースに乗せられている
せっかく人がいるんだ
この世界の事を聞いておくべきだろう

紘太「あの……此処は………この世界は何なんですか?」

幽々子「………いいわ、答えてあげる
此処は幻想郷
外で忘れられた物達が集う楽園
いわば妖怪の集う世界ね」

紘太「妖怪……」

普通なら有り得ないの一言で笑い者にされるが
インベスと戦ってた俺は素直に信じれた

幽々子「そして、此処は幻想郷にある冥界よ」

紘太「…………ん?今なんて?」

今めったに聞かないけど、聞いちゃ駄目な単語が聞こえた気がするけど………

幽々子「冥界よ、冥界
人間の言葉で言うならあの世かしら?」

紘太「……………あの世?それってあれですか?死んだ人達が向かうっていう………」

幽々子「えぇそうよ
此処はさしずめ、死者の楽園といった所かしら?」

紘太「嘘………だろ…………」

俺って死んでたのか?
あっ、でも最後に意識失う前って俺戒斗に………やっぱりあの時、俺は死んでたのか…………

幽々子「何か勘違いしてるけど
普通なら死んだ魂は体を持たないのよ?
つまり、貴方は生きている事になるわ
貴方が人間を超えた何かならまだ話は別だけど」

紘太「…………」

人間を超えた…………理由としては多分それだろうな
サガラからもらった『鍵』
それのせいで人間離れした回復力と
感じなくなった空腹感がある今の俺
それが理由で多分こうやって体があるんだろう

幽々子「………貴方中々面白い子ね
ちょっと興味がでたわ
…………うん、決め
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