暁 〜小説投稿サイト〜
東方仮面果物劇
驚愕!此処は冥界!?
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か不味い気がしたから、すぐさまオレンジに切り替える
その間にも、彼女は突進してくる

妖夢「ふっ!」

紘太「おら!」

そして刃が交差する
だが―――

妖夢「甘い!」

紘太「まだだっ!」

『魂魄スパーキング!』

『オレンジスパーキング!』

二つの技が交差する
最初は互いに拮抗していたが、次第に俺が押されてくる

紘太「くっ………!」

妖夢「はぁぁぁ!」

紘太「うわ!」

妖夢「トドメだ!」

『魂魄スカッシュ!』

競り負けた俺は階段を何段か転がり落ちる
そのスキを見逃さないと言わんばかりに切りかかる彼女
だが俺だって―――

紘太「負けてられるかよ!」

『チェリーエナジー!』

元ロックシードの商売人・シドの使っていたロックシード
こいつも手持ちに入っていた

『ミックス!オレンジアームズ!花道オン・ステージ!
ジンバーチェリー!ハハーッ!』

妖夢「今度はさくらんぼですか………ころころ変わって忙しい人ですね」

紘太「だからこそ、戦い方があるんだけどな………………ハアッ!」

妖夢「っ!早い…………ぐっ!」

紘太「悪いが………一気に決めさせてもらう………!」

『ソイヤ!オレンジスパーキング!
ジンバーチェリースパーキング!』

妖夢「私だって………負ける訳には!」

『魂魄スパーキング!』

張り合おうとする彼女
だが、少なくとも彼女のロックシードのランクはAだ
悪いがA+Sの俺には勝てない

紘太「セイッ!」

妖夢「きゃぁぁぁぁぁ!」





紘太「おーい…………ヤべっ気絶しちまってる」

ちょっとやりすぎたみたいだ
変身も解けてるし、勢い余って気絶させてしまったみたいだ

紘太「とりあえず運ぶか………」

とりあえず人がいることは確認出来たから、後は登って確認するだけだ

紘太「俺は変身も解けてないし………よし、行くか」

『スイカ!』

彼女を一旦脇に避けて、後で拾おう

『ロックオン!
スイカアームズ!大玉ビッグバン!
サムライモード!』

とりあえず片手に彼女を乗せた後、ダッシュで駆け上がっていこう
ジャイロだと落とすかもしれないしな





紘太「………此処か?」

目の前に現れるのは大きめの門
とりあえずオレンジに切り替えて、彼女を背中におぶりつつ
門を開ける

紘太「………綺麗な場所だな」

目の前に現れるのは和式の家
平安時代とかにありそうな建物と言えば解りやすいかもしれない
よく見たら桜の花びらもちらほら見える
という事はどこかに―――

紘太「………あった」

桜の木が羅列している場
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