〜二十一幕〜賭け金は?
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俺の手札は、65873のノーペアだ
お互いのカードを見せ合う。
「ノーペア」
「フォーカード」
ーーーー7ターン目(親:骸)
「??????イカサマ」
少し小さい声で言った
??「またか!何度も言ってんだろ!!イカサマなんてしてねぇってよ!」
「嘘をついてる奴は自分が隠している物に敏感、小さな音でも聞こえてしまう」
??「っ????!!こんなに近いんだ!聞こえてもおかしくは???」
「更に、嘘をついているものは自分のついている嘘を何度も突かれると、怒り、否定する」
観客達が頷き始めた。
??「だとしたらなんだってんだよ?????!」
おっさの額から冷汗が流れていた
「追い詰められて焦ったか?」
??「んなこたぁねぇよ!!」
これで奴が、イカサマをしていることは分かった。
が、次のターンで仕留める!
俺の手札は45678のストレートフラッシュ
「賭け金は?」
??「50万!」
相手の口調が強くなっている
「7千円」
お互いのカードを見せ合う。
「ストレートフラッシュ」
??「フルハウス!」
(ピースは揃った!俺の勝ちだ!おっさん)
思わず笑みがこぼれた
ーーーー8ターン目(親:おっさん)
必要な情報は全て揃った!
俺の勝ちだおっさん!
??「ホラよ」
おっさんがカードを配った。
そのカードはフルハウスだったが
全て捨てた。
??「なっ??!!」
「どうした?おっさん?」
??「いや、何でもねぇ」
台札から5枚めくった。
出たカードは、10、J、K、Q、A、
ロイヤルストレートフラッシュだ
??「賭け金は?」
「俺を奴隷にしな」
観客、及びスクリーンで俺達のゲームを見ている客達が動揺し始めた。
「その代わり、お前は、有り金全部をベットしな!」
??「くぅ?????良いだろう!!やってやろうじゃないか!」
「もう一度聞く、賭け金は!!?」
少しの沈黙から
??「7千万ベットォ!!!」
「悔いは無いな!!?」
??「ああ!!」
気がつくと、二人の顔は笑っていた。
??「ストレートフラッシュ!!」
「ロイヤルストレートフラッシュ!!!」
俺の声がカジノ一体に響き渡る。
そのあと観客たちが、歓喜の声を上げた
「俺の勝ちだぜ!!おっさん!」
??「負けちまったぜぇ??????久々に手応えのある奴と勝負出来たぜ????」
「名前聞いて無かったな、なんて名前だ?」
??「????ジャック」
ジ「ジャック.マリエロ」
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