暁 〜小説投稿サイト〜
東方喪戦苦
〜二十一幕〜賭け金は?
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
俺の手札は、65873のノーペアだ


お互いのカードを見せ合う。
「ノーペア」

「フォーカード」

ーーーー7ターン目(親:骸)

「??????イカサマ」

少し小さい声で言った

??「またか!何度も言ってんだろ!!イカサマなんてしてねぇってよ!」

「嘘をついてる奴は自分が隠している物に敏感、小さな音でも聞こえてしまう」

??「っ????!!こんなに近いんだ!聞こえてもおかしくは???」

「更に、嘘をついているものは自分のついている嘘を何度も突かれると、怒り、否定する」

観客達が頷き始めた。

??「だとしたらなんだってんだよ?????!」

おっさの額から冷汗が流れていた

「追い詰められて焦ったか?」

??「んなこたぁねぇよ!!」

これで奴が、イカサマをしていることは分かった。
が、次のターンで仕留める!

俺の手札は45678のストレートフラッシュ

「賭け金は?」

??「50万!」
相手の口調が強くなっている

「7千円」

お互いのカードを見せ合う。

「ストレートフラッシュ」

??「フルハウス!」

(ピースは揃った!俺の勝ちだ!おっさん)

思わず笑みがこぼれた


ーーーー8ターン目(親:おっさん)

必要な情報は全て揃った!
俺の勝ちだおっさん!

??「ホラよ」
おっさんがカードを配った。

そのカードはフルハウスだったが
全て捨てた。

??「なっ??!!」

「どうした?おっさん?」

??「いや、何でもねぇ」

台札から5枚めくった。
出たカードは、10、J、K、Q、A、

ロイヤルストレートフラッシュだ

??「賭け金は?」

「俺を奴隷にしな」
観客、及びスクリーンで俺達のゲームを見ている客達が動揺し始めた。

「その代わり、お前は、有り金全部をベットしな!」

??「くぅ?????良いだろう!!やってやろうじゃないか!」




「もう一度聞く、賭け金は!!?」

少しの沈黙から

??「7千万ベットォ!!!」

「悔いは無いな!!?」

??「ああ!!」

気がつくと、二人の顔は笑っていた。

??「ストレートフラッシュ!!」





「ロイヤルストレートフラッシュ!!!」

俺の声がカジノ一体に響き渡る。
そのあと観客たちが、歓喜の声を上げた

「俺の勝ちだぜ!!おっさん!」

??「負けちまったぜぇ??????久々に手応えのある奴と勝負出来たぜ????」

「名前聞いて無かったな、なんて名前だ?」

??「????ジャック」

ジ「ジャック.マリエロ」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ