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ポケットモンスター ホープロード
第七話 悪夢のパトロール
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ル!」

サーナイトは連続でエナジーボールを放つが全てパンチで粉砕される。

「くっ…、こうなったら十万ボルト!」

これで少しでも麻痺して動きを鈍らせよう。そう思って放った。

「グオオオオ!」

十万ボルトを浴びせることに成功した。
フローゼルのハイドロポンプ、グレイシアのシグナルビームと吹雪で大分ダメージはあるはず。
少し微笑むツヴァイ。

「こんなので…勝ったつもりで?」

「ッ…なあ!?」

バンギラスがサーナイトの目の前に来ていた。

「しっぺ返し。」

「逃げてサーナイト!テレポート!」

テレポートでサーナイトは後ろに回り込んだ。

「フッ…。」

ゴゴゴと音がするとなんと地面からストーンエッジがサーナイトを襲ってきたのだ。

「サナアアアア!」

ストーンエッジに苦しむサーナイト。

「サーナイト!」

「フフ…先程サイコキネシスで地面に打ち付けたストーンエッジ…再利用させてもらいました。」

「そんな…。」

くらくらしているサーナイトだがなんとか耐え残ったようだ。
それだけではなく、鋭い目つきで「パートナーを守る」という目をしていた。

「サーナイト、エナジーボール!」

「バンギラス、ストーンエッジ。」

再びストーンエッジがエナジーボールを掻き消した。
さらに距離が近いためサイコキネシスで軌道もずらせず、サーナイトにストーンエッジが直撃する。

『くっ……私は…こんなところで…負ける…わけには…。』

しかしサーナイトはふらふらとし、最後には倒れてしまった。

「サーナイト!」

サーナイトをボールに戻した後、ツヴァイはうつむいた。

「フフ、戦意喪失…ですか。」

「…ッ…。」

ドンカラスのボールに触れるが手が震えていた。
ドンカラスは悪・飛行タイプ、圧倒的に相性が悪い。
鋼の翼を覚えているが…今までそのタイプの相性を次々に破られている。

「…くっ…。でも僕はお前達を許さない…リングマを改造してハクタイの森を壊して…。お前達が最近の事件にかかわってるんだろう!?だったら絶対に捕まえる!そしてアテムって奴の正体を暴いてみせる。」

「…アテム様のことを聞いてしまいましたか…これは計算外。これはもう「話を聞かれたら生かしておけない」というパターンですね。」

「何がパターンだ!いけ、ドンカラス!」

ドンカラスを出した。
ドンカラスの目は鋭くバンギラスを睨み付け仲間の仇は打つ…といったところだろうか。

『俺はぜってー負けねぇ!』

「どうやら最後のポケモンみたいですね…ストーンエッジ。」

「空を飛ぶドンカラスにストーンエッジが通用するかな?」

空中に飛び上がりストー
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