暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスター ホープロード
第七話 悪夢のパトロール
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
イシア!」

飛んでくる尖った岩を華麗にグレイシアをかわしていく。
さすがはエースであろう。

「その面構え…アナタのエースですね。」

「グレイシア、シグナルビーム!」

グレイシアはバンギラスとの距離をつめてシグナルビームを放った。
高い特攻から放たれる一撃をバンギラスは受けた。

「……これで勝ったと思うのであれば大間違いですよ。」

「ッ!?」

バンギラスが尻尾を振るった。

「しっぺ返し。」

「グゥレェッ!」

技を受けたあとに受けると威力が倍加するする技、しっぺ返しを食らうグレイシア。

『くっ…うう…ッ…なんて威力…なのっ…。』

「…ふむ、あの一撃を食らって耐えるとはさすがはエース。」

「ぐっ、グレイシア!吹雪!」

すぐに体制を立て直して吹雪を放った。

「…バンギラス、ストーンエッジで打ち消せ。」

尖った岩が吹雪に向かってくると吹雪を打ち消してしまった。

「そんな…。」

『私の吹雪が…!』

そのまま氷を纏ったストーンエッジはグレイシアに迫ってくる。

「逃げてグレイシア!」

その言葉に反応して逃げるグレイシア。

「そうはさせません、地震。」

ゴゴゴゴゴゴと地面が大きく揺れ、グレイシアは動きを止めてしまう。

『あああぁぁあ!ごめん、ツヴァイ…私はここまでだわ…。』

その隙をついてストーンエッジをグレイシアは浴びてしまった。


「グレイシアアアアア!」

氷を纏ったことで辺りに冷気が発生する。
まだグレイシアは倒れていない…。
そう願いながら冷気がやむのを待っていた。


「あ…。」

グレイシアは倒れていた。誰が見ても瀕死の状態で…。

「僕の…エースが…。」

「尻尾巻いて帰るのも今の内ですよ。」

「……僕は逃げない。絶対に!サーナイト、出番だ!」

次はサーナイト。
悪タイプを持つバンギラスにはエスパータイプの技は効かないが、新たに習得したエナジーボールなら勝てる確率はある。

「サーナイト、エナジーボールだ!」

「相性など無駄なあがき…。バンギラス、ストーンエッジ。」

バンギラスのストーンエッジはエナジーボールさえも粉砕する。

「サイコキネシスで軌道を変えるんだ!」

サーナイトはサイコキネシスでストーンエッジの軌道を変えて地面に叩きつけた。

「なるほど…少しはやるみたいですね。…では、バンギラス、いきなさい。」

バンギラスがのっしのっしとこちらに近づいてくる。

「サーナイト、エナジーボール!」

エナジーボールを放つとバンギラスはパンチでエナジーボールを粉砕した。

「なっ…もう一度だ!いや、連続でエナジーボー
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ