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ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。「永久の愛を」《1st》
第二章
新たな旅
出航。6
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俺はお前を守る



って言われた時はバカにしないでって気持ちも強かったけど


それとは裏腹に心配してくれて嬉しかったなっていう自分がいたんだよね。



蛆虫船長もエースの死であたし以上に傷ついて悲しんで、


それでもすぐに立ち直る事が出来た蛆虫船長に八つ当たりしたんだ



まあ・・・あいつのおかげであんな蛆虫野郎に守られてたまるか!!


とか思ってやっと一歩前進出来たようが気がしたんだよね(笑)



リノ『なんでもない(笑)』



・・・蛆虫船長は蛆虫船長なりに強く、大きく立派に成長した


あたしも少しは成長できてたらいいんだけどな



レオン『途中で止められると気になるんだが』


ハンコック『わらわもじゃ』


リノ『そんなたいした話じゃないから気にすんな』



受話器の中からもレオンもふたりして何か言いたげそうな顔をすると


先にハンコックがため息をついて、


その後にレオンが軽く笑って首を横に振った



ハンコック『話が長くなってしまったが・・・

ふたりを近くで見れるのはこれで最後になりそうじゃ』


リノ『最後なんて言わないの』


レオン『リノの言う通りだ』



あたしが小さく頷くとレオンも頷いた



レオン『なんだかんだ言って世話になったなハンコック』


ハンコック『レオン、お主にお礼を言われる日が来るとは思わなかったぞ』


レオン『俺でも礼ぐらい言う』


リノ『言わないからハンコックも驚いてるんでしょ(笑)』



あたしぐらいにしかお礼を言わないレオンが


あたし以外の人間にお礼を言った事であたしも少し驚いてるし


あたし以上にハンコックが受話器の向こうで驚いてた



リノ『けど・・・ハンコック今まで・・・色々と本当にありがとね』


ハンコック『気にするな。リノ、レオン・・・・・・―――――気をつけて行って来い』


リノ『・・・・・・行ってきます』


レオン『行ってくる』


ハンコック『ああ』



静かに、優しくそう言ったハンコックの言葉が最後で電話は切れた


そして受話器を戻して上着のポケットに入れた直後、


クルっと振り返って静かに息を吸って吐いた



レオン『・・・大丈夫か?』


リノ「大丈夫・・・もう迷惑はかけないから」


レオン『迷惑など気にするものか。

お前はお前らしくいろ・・・俺はお前の後をついて行くだけだから』


リノ「!・・・ありがと、レオン」



・・・レオンが傍に
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