暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
エピソード 16〜卑怯者に天誅を!〜
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イマン】を守備表示で召喚してターンエンドだ」

(何かがおかしいことに気づけよ!!)

(そうだ!換気だ!)

(阿呆姉はだまらっしゃい!)

単純過ぎる十代にツッコミを心の中で入れるも姉のボケで漫才っぽくなってしまう



その後十代は魔法カード使用不可という縛りを受けながらも龍牙先生操る恐竜族デッキに勝ってしまった。

「う、嘘だろ…まさか、僕が負けるなんて…」

ありえないという表情をして床に手をつく先生

「ガッチャ。楽しかったぜ」

勝った本人は満足そうである

さて、デュエルも無事終わったので動きますかね…

ゆっくりと紫苑と翠が先生へと歩みよる

「落ち込み中失礼しますが…先生、コレって何ですか?」

龍牙先生が指にはめている宝石の部分が無駄にデカイ指輪を指し、最後の部分を声色を低くして脅すような感じで尋ねる紫苑

「な!?こ、これは…」

「えい!!えー、これはただの指輪ではなさそうだね」

ぐいと腕を捻りあげ、抵抗できなくしてから指輪を奪う翠

「あ、ここになんかスイッチあるね。」

デュエルディスクを展開し、勝手に何かを始める

「え〜と…シャインエンジェル召喚。で、スイッチ押すと…何も起きない。ダグラの剣をエンジェルに装備…何も起きない。地砕き発動…「ビービー!」ほぅ…なるほどね」

その後もフィールド魔法、映像魔法、儀式魔法、速攻魔法と等々試していったがエラー音がなり、発動できなかったのは通常魔法のみ。どうやらこの指輪は特殊な電波をだし、システムに異常をきたし通常魔法を発動させなくするものらしい

「十代君が融合とか発動できなかったのってこの指輪のせいだね。それとなんで先生がこんなもの持ってるんですか?」

デン!と指輪を先生の眼前に突きつける。その姿には迫力がある。

「ち、違うんだ…お、俺はただ…」

「はぁ……白を切るつもりですか…」

がっかりです。と溜息をつく

「じゃあ、デュエリストはデュエリストらしくデュエルで決めましょう。あなたが勝てばこのことは見逃してあげます。私が勝ったら……

さっさとこの島から出てけ」

最後の一言は聴いた者全員が震え上がるような凄みを帯びていた

「拒否権はありません。さっさと構えてください」

「くっ……」

「「デュエル」」

翠LP4000 龍牙LP4000



「私の先行、ドロー。手札から【苦渋の選択】を発動。選択するのは【アテナ】二体、【堕天使 スペルビア】二体、【アルカナフォースXXI THE WORLD】。さぁ選んでください。」

いつものように明るい雰囲気ではなく、怒りのオーラを纏ってデュエルする翠に対し、周りにいるものは皆震え上がっ
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