エピソード18 〜廃寮、闇のデュエル〜
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かし過ぎて裏で生きていけなくなるぞ。流石にタイタンもさっきの会話を流されるのは嫌らしく、渋々と話始める。
まとめると十代と翠を闇のデュエルをふっかけ、二度とデュエルをできなくしてやれと依頼されたらしい。そして、依頼した人物は学園内部の人物でその名前を聴いたときはあいつかよ…と溜息を漏らした。ついでに明日香は二人を誘き出すための餌らしい。
「で?どーする?私とデュエルしてみる?」
少しタイタンを挑発しながら尋ねる。そんなことしたら、先行無限ループキルを決められて、闇のデュエルじゃなくてもデュエルができなくなりそうだが…
「いや、さすがに憧れの人物とデュエルするのは気が引ける。また次の機会にさせてもらおう。」
多少上から目線な言い方だが、力の差は理解しているらしく翠とのデュエルを回避する。あれ、十代はどーするの?
「まぁ、十代君なら負けても大丈夫でしょ。」
軽いノリでタイタンにGOサインを出す。タイタンは明日香を入れた棺桶を引きずりながら、奥へと進んでいく。俺らは邪魔しないことを条件に観戦する許可をもらった。まぁ、向こうは違法でも仕事だしね。
◆
廃寮の地下、床にデカデカと魔法陣らしきものが刻み込まれた場所までくると棺桶を開け、中にいる明日香の目を覚まさせ、悲鳴を上げさせると薬品を嗅がせて眠らせる。明日香の悲鳴を聞きつけたのかドタドタと階段を降りてくる足音が聴こえる。まぁ、十代たちなのだが…
「明日香ぁ!!」
「ふっふっふ…この者の魂は深い闇に沈んでいる」
十代たちが駆け込んでくるタイミングに合わせ、タイタンが霧の中から出て来て芝居がかった演技をする。なかなか迫真の演技で様になっている。
「貴様、何者なんだ!明日香に何をした!!」
一方、十代は熱血主人公のようでタイタンの放つ威圧感にも臆さない。翔と隼人はビビり過ぎだ…
「フフフ、我は闇の決闘を操る闇の決闘者、タイタン。」
「な!?闇のデュエルだって!そんなものあるはずない!」
いや…十代これがあるんだな…俺できるし…今度、タイタンに本当の闇の決闘を死なない程度に体験させてやろうかな?どうも、本物を知らないみたいなので
紫苑がそんなことを思っている間も茶番は続く
「ふふん、試してみればよかろう、小僧。ここは昔、禁忌の儀式が行われた場所。そして、我はこの場所へと踏み入れた者へと裁きを下す!」
なかなかカッコイイことを言っているが少し見方を帰ると厨二患者だである。しかも、大の大人が…
「くそ!明日香を返せ!」
「フフフ、我に勝つことができたのなら返しやろう。さぁ、闇のデュエルだぁ!」
「デュエル!」
二人が威勢良くデュエルディスクを構える。
〜デュエルは長いので割愛
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