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FAIRY TAIL ―Memory Jewel―
序章 出会い
Story5 鼠人間
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妖精の尻尾
(
フェアリーテイル
)
―
「乾ぱァ〜い!」
真昼間からコップとコップをぶつけ合って豪快に酒を飲むカナ、マカオ、ワカバ。
「ルーちゃん、新しい小説書き始めたの!?」
「えぇっ!?何でもう知ってるのォ!?」
「ナツが教えてくれたんだよ。」
その近くでレビィがルーシィが書き始めたばかりの新しい小説に食いつき、その情報をまだ誰にも知らせていないはずだったルーシィが目を見開いた。
「ア?今何つった、変態垂れ目パンツ!」
「ごちゃごちゃ喚くんじゃねェっつったんだよ、燃えカス吊り目単細胞!」
その近くで新しい小説の情報を流した当の本人であるナツは、上半身裸のグレイと喧嘩をしていた。
「ナツさん、グレイさん、喧嘩はダメですよ〜!」
「ほっときなさいよ、いつもの事なんだし。」
「しばらくしたら治まってるか、エルザに1発殴られてるかどちらかだからね。」
「・・・と、噂をしたら来たよ。」
喧嘩を止めようとするウェンディをシャルルとハッピーが止め、噂通りやって来たエルザの姿を見てコテツが指差しながら呟いた。
もちろん、苺のショートケーキを食べている最中だったエルザがやって来た理由はただ1つ―――――。
「静かにしないかーーーっ!」
「うがっ!」
「ぐォはっ!」
至福の一時を満喫する為、ナツとグレイの喧嘩を止める為である。
ナツとグレイはエルザに思いっきり殴り飛ばされた。
「ぐ〜・・がー・・・ぐ〜・・がー・・・」
「バンリ、コーヒーのお代わりはいる?」
「・・・もらう。」
「分かったわ。」
デカい鼾をかきながらテーブルに突っ伏して昼寝をしているイブキと、同じテーブルで分厚い魔道書を読んでいたバンリの空になったコーヒーカップを見てミラが声を掛け、ミラの言葉に魔道書から目を離さずにバンリは短く呟いた後、ミラは殻のコーヒーカップをお盆に乗せてカウンターの方へ行った。
「ラクサス、雷神衆、久しぶりだね。」
「リン!?」
「3年ぶりか。相変わらず、変わってないな。」
花時の殲滅団
(
ブルーム・ブレイカーズ
)
のリンがラクサス、フリード、エバーグリーン(通称エバ)、ビックスローに声を掛けると、ラクサスが驚いたようにリンの名前を呟き、フリードが口元に小さく笑みを浮かべる。
「ティール達も大きくなったわね〜。」
「な・・撫でるな・・・!」
「も、もう私は、18歳よ・・・!エバと2つしか変わらないんだから!」
「18歳でも、私にとっちゃまだ皆幼い子供よ。」
エバが母親のようにティールとレーラの頭を優しく撫でる。
恥ずかしそうにティールとレーラがエバの手を払うが、それでもエバはティールとレーラの頭を優しく撫で続ける。諦めたのか、ティールとレーラはそれ以上抵抗しな
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