八話:高校入学
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しかけてくる何て物好きな奴らだな、他の奴らは本能的に俺がやばい奴だと察知したのかなんだか知らないが誰も話しかけてこないからな。
さてこいつらは何の用で俺の所に来たのか。
「兵藤、お前は確かイタリア出身なんだよな?」
「……それがどうした?」
「そんなお前に頼みがあるんだ。」
「……何だ?」
「「綺麗な外人のお姉さんを紹介してくれ!!!!!」」
無言で馬鹿二人の胸ぐらをつかみ開け放たれた窓へダストシュートする。
「……………カッ消えろ。」
「「ギャアアアアアッ!!!??」」
「一誠殿!!?何をやってるんですか!!!??」
「カス共に仕置きをしてやっただけだ……死にはしねえだろ。」
「そう言う問題じゃないです!!拙者二人を助けにいってきます!!!」
そう言って走り去るバジルを見ながらのんびりと教室を出る。
さて、帰って寝ますか。
家までの道を歩いていると小柄な白色の髪をした女の子がいかにも不良といった感じの二人組にナンパされていた。
「お嬢ちゃん、これから俺達と遊ばない?」
「……嫌です。」
「そんなこと、言わずにさあ――ゴハッ!!?」
「最近の日本人は一人で女も口説けねえのか?」
何となくムカついたので近くにいた奴の顔面を蹴り飛ばす。
蹴り飛ばした奴は鼻から血を流しながら吹っ飛んでいった……汚ねえな、制服に血が付いたらどうしてくれるんだよ?
「て、てめえ何しやがんだ!!?」
「あ?」
「ひっ!!お、お前、俺に手を出したらどうなるか分かってんのか!!?俺は駒王組の頭の息子なんだぞ!!!親父に言いつけるぞ!!!!!」
「はっ、ジャパニーズ・マフィア風情が調子に乗ってんじゃねえよ……それに一般人じゃねえなら、殺しても構わねえしな。」
「ぐぎゃっ!!?」
親の七光り野郎の頭を掴み、そのままアスファルトの地面に顔面を叩きつける。
「まあ、てめえは生かしておいてやる、情けだ、ありがたく思え。」
「は、はい……。」
「その代わり、てめえの親父の所に案内しな。」
「え?―「口答えすんじゃねえ!!!」―は、はい!!!」
引きずって行くのも面倒なので親の七光り野郎自身に歩かせる。
どうせ、自分の親の所に戻れば大丈夫だと思ってるんだろうが俺にはむかった時点でお前たちの人生は詰んでいるということを教えてやらないとな。
「……何者でしょうか?あの人。」
「邪魔するぜ。」
案内させた駒王組とか言う三流マフィアのアジトにドアを蹴り破ってはいる。
「何だてめえは!!?」
「ここのボスはどいつだ?」
「俺だ…われぇ、ここがどこだか分かっとんのか?」
「ああ、ドカスに案内させたから間違いねえ。」
そう言って後ろに待機させてお
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