暁 〜小説投稿サイト〜
チームは5人? いえ6人です!
第2話 差し入れとケンカ
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
にクレアとリンスレットがケンカをしていると、困った連中がきた。エリス・ファーレンガルトと他の3人。学院の風紀を守るシルフィード<風王騎士団>たちだ。

クレアとリンスレットがケンカをしているときに、だいたい俺がそばにいるので、俺も目の敵にされている。とめる気もないが、止めさせるにはどちらかに加担して倒すしかない。そうしたら、この2人の中には、今まで以上の亀裂が入るだろう。
だから、俺はキャロルをまもるだけで、手をださないでいる。それもわかっているから、リンスレットも俺と同室で食事はするのだろう。

風系のエリス、土系のロッカ、氷系のレイシアに、火系のサリー。火系のダブルコンダクター<二重契約者>だ。私の場合、6つの契約をしていると思われているから、マルチコンダクターと言われている。
複数契約のメリットは、戦闘スタイルの弱点を補うことだが、デメリットは多い。たとえば、精霊契約の相互干渉によって、本来の力が出せない場合がほとんどだが、彼女は違うと思える。

そんなことを思っているうちに話は、リンスレットへの「辺境の田舎貴族」とクレアへの「反逆者の妹」という地雷にふれて、シルフィードの4人と決闘ということになった。4対4のチーム戦だ。

本来3対3だったはずで、それを見物するつもりだったのだが、うまくはいかないものだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ