暁 〜小説投稿サイト〜
チームは5人? いえ6人です!
プロローグ
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ブラック企業に勤めていた俺は、自分から辞めて、次の仕事を探していたが、その日は気の迷いがあったのか、昼飯からの帰り道の道端で、捨て猫がダンボール箱に入れられているのをみて、撫でていた。撫でていたのはほんの数秒くらいだったのかもしれないが、後ろから「キー」っという音がしたので、振り返るとトラックにひかれるところろだった。最後に記憶があるのは、転がったダンボール箱から逃げていく子猫だった。



眼が覚めたところで、布団から身体をおこしてあたりをみまわしてみたが、夕暮れっぽい感じの部屋だが、窓もドアもない。なんだここは? と思うと、

「気がつかれましたか?」

「あっ、はい。ところでここはどこですか?」

声が聞こえた方向をみると、年頃は女子高生ぐらいだろうか。少女といっていいだろう。ただし、着ているのは黒い和服だが、なんか微妙に異なる感じがする。腰に日本刀があるからか?
その少女はいきなり、土下座をしてきて

「すみません。あなたを不注意で死なしてしまいました」

「えっ? 言っている意味はわからないんですけど」

俺は、布団から立ち上がってみると、服装は白い和服だ。まさか、この少女が着替えさせたんじゃないだろうかとも思ったが、それよりも、身体はなにも異常がないようだし、

「死んでいるって悪い冗談じゃありませんか? 服装は気になりますけど」

「いえ、あなたは気がついていないだけで、死んでいるんです」

土下座をされて言われてもなってのが正直だし、

「まずは、顔をあげてください。それから俺って死んでいるって、どうやったら、自分でわかるんですか?」

「ご自分の死体を見るのがはやいでしょうか?」

顔をあげた少女からそう言われて

「はい?」

「あなたが死んだ現場の上にいますので、そこからあなたが運ばれた病院の安置室ににいきましょう」

まじかよ。そう思ったら、部屋がなくなった。いや、透明になったのか?
下の方をみると、数メートル下にトラックが壁にぶつかってあった。場所的にあそこにたしかにいたけれど、そこから空中を移動して、近くの救急病院へと移動したが、そのままぶつかると思ったら、すりぬけて、病院の中の地下へ行って、安置室というプレートがある部屋のまえでとまった。

「この中です。気をおちつけてくださいね」

「はい」

って、ここまでで思ったのは、単に映像技術じゃないのかとも思ったが、そのままドアをすりぬけると、横たわっている人らしき物体がある。顔に布がかけられているので誰だかわからないが、

「その布を顔からとってみてください」

言われて、布をもちあげようとするが、布にさわれねー
何かいもくりかえしたが、だめだ。

「これって、本当に物体なんですか? 
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