暁 〜小説投稿サイト〜
26歳会社員をSAOにぶち込んで見た。
第九話 Cooreat
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ろで止まってんだろうが……。
 そんなことを思ってると、桜花はさらに不機嫌な顔をして、言い訳を始めた。
「だって、SAOって折角職業ないんだよ!? 誰でも好きな武器を幾らでも使えるのに、限定するなんて変だよ!
モーションいっぱいあるのに、それを使わないのはもったいない! だからウチは全部上げて全部使いたい!」
「いや……効率悪いだろ……」
 まぁしかし……ゲームの楽しみ方は人それぞれだからな……。
 ちと俺もあまり強く文句は言えないんだが。
 まぁしかも、コイツのことだ。
 どうせ断ったところで、やらせるまで言い続けるに決まってる。
「まぁ、いい。 わかったよ。 明日から野良PTに加えて一緒に狩ることにする。
そこでスキル上げしておけばいい。 クーレイトも俺もいるし、フォローくらいはしてやるから」
 俺がそう言うと、桜花はようやく表情が明るくなったかと思うと。
「じゃ、約束ね! 天乃に明日から仕事休むって言ってくる!」
 それだけ言って、天乃の部屋へと走っていった。
 ……たぶん俺が天乃から小言を言われるな。
 桜花のやつ、たぶん理由言うだろうし。
 ああ、なんだか嫌な予感がする。
 胸の奥になんか引っかかってる感じだ。
 まぁ……怒られることなんだろうな、と思いつつ。
 俺は酒場を後にして、今日は自室でゆっくりと休養を取ることにした。
 クーレイト達との野良PTが終わるまで、あと3日だ。
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