夫になった訳だが……どうしよう?
50話
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くはないからな。
「この槍、腕から急に生えてきましたが……あなたは一体なんなのですか?あっ、今は答えなくて結構です。今すぐ必要な情報でもないですから」
ジルは躊躇なく槍を握り、伏せたまま軽く振るって槍の具合を確かめる。ふむ、頭の中でしっかりと優先順位は組み上げられているな。
「で、武器が手に入った所でどうしましょう?あの距離ならこの槍を投げて当てることも可能ですが、急所に一発で当てられるとは断言できませんし回避される可能性も高いです。水棲アラガミに水中戦を挑むなんてバカな案は言うまでもなく却下ですよ」
「水中戦って訳じゃないが、近い事はするつもりだ」
「あなた……大バカですか?」
「どうだろう?ただし、その評価は結果を見てから下すべきだな」
俺はジルの俺への評価を改めさせるために、伏せていた状態から少し立ち上がってクラウチングスタートの体勢で地面を蹴って海に飛び込んだ。
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