暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第61話 部長のお仕事
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の技じゃねぇかぁっ!!

「火織さん、神鳴流奥義斬魔剣弐の太刀って?」

「あ〜、神鳴流っていうのは古来、平安の時代から京都を妖怪や悪霊から守ってきた人たちの流派で、斬魔剣っていうのは文字通り魔の者を斬るための奥義。で、弐の太刀っていうのはその中でも人に取り付いた悪霊なんかを、取り憑かれた人を素通りして悪霊だけ斬ることの出来る剣技のことよ」

「あら、じゃあ今回のことにはうってつけの技じゃない。っていうか龍巳ってそんな技も覚えてたのね」

「……ただしこれは漫画の、つまり架空の技よ」

『『『ってダメじゃないそれ!!』』』

「龍巳! あなた本当に出来るのでしょうね!?」

「……練習はしてた。出来たことないけど。………………でも今なら!」

「「「「「それじゃダメぇっ!!」」」」」

 部長に朱乃さん、アーシア、レイナーレ、イリナが龍巳に飛びついて龍巳の凶行を止めてくれた。

「くっ……でも、火織お姉ちゃんなら!」

「えっ、私?」

 って今度は火織かよ!?

「火織お姉ちゃん、ずっと剣、振ってきた。なら、斬魔剣弐の太刀使えるはず!」

「えぇぇ……」

 困惑したように声を漏らす火織。そして

「えっと……初めてやるし失敗したらバッサリ逝っちゃうかもしれないけど……それでもいいならやってみる、イッセー?」 

 といつの間にか腰に挿していた七天七刀に手を伸ばしながら聞いてくる火織!

「ちょっと待ってぇぇぇえええっ! お願いだから他の方法を考えてくれぇぇぇえええっ!!」

『こ、この少年の言う通りだぞぉぉぉおおおっ!!』

 あ、あれ? 必死だった所為か今一瞬口が思い通りに動いたぞ?

『そぉぉおおもそも! わぁぁれ()は何も未来永劫この少年の体を貰い受けるつもりではなぁぁああいっ!!』

「……黒歌、白音。離してあげなさい。で、呪術師ウナス。それはどういうことかしら?」

わぁぁれ()はかつて、呪術師として更なる高みを目指すため、高位のあぁぁくま(悪魔)を召喚したのだぁ。しかぁぁああし! わぁぁれ()はその悪魔に肉体とともに呪術の大半を封印され! こうして呪われた体にて長年の眠りにつかなければならなくなったのであぁぁるぅぅ! 今! この呪われた体に戻ったとしてぇ! その魂の安息が保てるか! いや! 保てはしなぁぁああいっっ!!』

 そんな事情があったのか……でもそれと俺やっぱ関係ないじゃん! さっさと俺の体返せ!

「どうしてそんなことになったのかしら? 高位の悪魔って、一体誰を呼ぼうとしたの?」

『ふっ、聞いて驚くがいい。なぁぁんとあの………………お、おぉぉぉおおおっっ!? き、きぃぃさま(貴様)はぁぁああっ!? あの時の女
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